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小さい"や、ゆ、よ"。拗音の書き支援。

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小さい"や、ゆ、よ"

国語のつまずきとして、まず立ちはだかるのがこの、小さい"や、ゆ、よ"。
拗音、と呼ばれるものです。

言葉としてはわかっているのに、いざ書こうとすると、

○きゅうり →  ✖︎きょうり

などのように正しいヤ行の拗音を当てはめる事ができないお子さんがいます。

その支援に、取り組んでいるわけですが、理学療法士として、限界を感じている部分もあります。。。

やはり言語の領域は、我々には難しい、、、

と、匙を投げてしまっては、今目の前の子の支援を放棄しているのと同じ!

いろいろと本も読みながら、考えてみた私なりの支援方法を書き綴ってみます。

ご専門の方、ぜひ批判、批評、ご教授いただけましたら幸いです。

言葉の中にねじれる音があるか

たとえば、きゅうり。
これは、音韻認識のモーラ数で言うと、

・     ・   ・
きゅ う り

で、3モーラになるところ、文字数としては4文字です。

まずはこれに気づく事ができないといけません。

きゅ、とか、きゃ、とか、拗音はなんとなく、ねじれているイメージがあります。

この言葉の中に、ねじれている音はあるか?と言うことに気づく事がまずは大事だと思います。

たとえばプリント教材で、

次の言葉のうち、ねじれる音が入っている言葉はどれでしょう?

のように提示して、イラストで拗音を含むもの、含まないものを提示して、拗音の入っているものを選択させるような課題をさせてみるのも良いかもしれません。

カラダで覚える拗音

言葉の中にねじれる音、拗音が入っている事が認識できたら、や、ゆ、よ、のうち、どれが小さい音としてねじ込まれているか、というのを理解しないといけません。

きゃ、であれば、や。
きゅ、であれば、ゆ、がねじ込まれていると言うふうに行き着くためには、どうしたら良いのでしょう。。。

それはやはり、母音にヒントがあるのではないかと思います。

きゃーーーと音を伸ばしていくと、"あ"に行き着きます。

きゅーーーは、"う"に行き着きます。

これをヒントにしてはどうかと思うのです!!

きゃーーーあ、あたま"や"

きゅーーーう、うでの"ゆ"

きょーーーお、おしり"よ"

このようにそれぞれ、あ→や、う→ゆ、お→よというように変換できれば、小さい音の認識が進むのでは?と思います。

これを使って運動の時間に、

先生が、ねじれる音のある言葉をいいます!
たとえばきゅうり!
きゅうりの"きゆ"は伸ばしていくと、"う"です。だから自分の"うで"を触ります!
きゃんぷの、きゃ、は、、、、

と言うように事前に説明をしておいて、該当する身体の部位を触らせる、などのワークも楽しいかもしれません。
すこし、理学療法士っぽい提案ができたかもしれません!


やはり、理学療法士として考えられることには限界があります。

ぜひ、皆さんのお知恵をお貸しください。

ご覧いただき、ありがとうございました!

また次回、お楽しみ!

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