生まれて初めて画集を買った話

去年の私は、一月中にモネ展に行こうとしていた。
詳細はこちら↓ をご覧頂きたい。

が、予定が合わなかったり諸々の事情があってとうとう断念した。
悔しい限りである。

そんな傷心の私、Twitter(X)で、世界の名画を紹介するアカウントなどをときどき眺めているわけだが、そこでマグリットの絵に辿り着いた。
ルネ・マグリット。
ベルギーの作家さんである。

教養の全然ない私であるが、この名前に聞き覚えがあった。
藤子不二雄Ⓐ先生の短編(私は藤子先生作品が狂おしい程好きなオタクである)に『マグリットの石』という作品がある。
マグリット作品『ピレネー城』に魅了された主人公のお話。

そこで少しマグリット作品を検索してみた。
シュールレアリズム作家として高名な方であることもこのとき知った。
そしていくつか絵を見てみたんだけど。

面白かった。
絵としての出来不出来はもちろん無知な私には分からないんだけど、絵の奥に感じる物語というか、奥行きというか、込められた皮肉というか、そういうのが感じられて。

他の方の絵画は「綺麗だな」とか「すごいな」で終わっちゃうんだけど、「もっと見たいな」と思った。
興味が湧いたのである。

そこで、本来美術館に行く交通費とか、入館料とかに充てようと思ってたお金が浮いた分、画集を買うことにした。
幸い『MAGRITTE400』という画集が昨年発売されていた。
もうこれは運命かもな、と思って買った。

欲しいと思ったらネットですぐ買える時代。
ありがたやありがたや。

明日届く予定なので、わくわくして待っている。
時間をかけて、ゆっくりじっくり堪能しようと思っている。
美術館に行けなかった悲しみはもうとっくに癒えている。

あー早くこないかな。
楽しみで仕方ない。

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