腰が重い

何かを始めるとき、腰が重い。
物理的な重さの話ではなく。
実際物理的に私は思いんだけれども。
そうではなく。

「お皿洗わないとなー」とか「洗濯機回さないとなー」の腰が重い。
何なら執筆だって好きでやってる癖に「書かないとなー」って思ってすぐ書かない。
何かしら間にワンクッション挟む。
「これ読み終わってから」とか、「〇分になってから」とかなにかしら猶予を設けていったん自分を甘やかす。
しかも、自分基準だから「もうちょっと読んでから」とか「やっぱ〇分までにしよ」とか延長が可能で、なかなか始まらない。

すごい嫌なわけじゃないんだよ?
別になんでもないことだし、なんなら実は楽しみにしてたことの場合もあるわけ。
「明日はあの本読もう」とか、そういうことまで始めるのに時間がかかるのよ。

例外としては自分が全てを支配出来ない場合。
例えばお出かけでもう電車の時間を事前に決めてた場合は、ちゃんと予定通りに行く。
もしくは誰かと約束がある場合、それもちゃんとやる。

「自分が自分の都合で初めていいこと」に関して腰が重い。
しかも、毎回。
なにをするにおいても。

始めちゃいさえすればちゃんとやるのよ。
一回動き出しさえすれば。
「あ、ついでにこれやっちゃおう」とか「これも今やった方が楽だな」ってなる。
集中してやることに関しては「もっと早く始めれば良かった」って思う。
思うのに、毎回同じ過ちを繰り返す。

多分「何か」を始めることに対するハードルがちょっと高いんだと思う。
「やるからにはちゃんとやらなきゃ」って思うから、少し腰が引けるんだと思う。
もうこれはあれだよね。
宿題を後回しにしていたあの頃と同じ。
全然成長の兆しが見受けられない。

もういい年なのに、学生のころと同じようなことで困っている。
人間てそう簡単には変われないよね。
大人になるって難しい。
誰か私のやる気スイッチ見つけて適宜押してくれたらいいのにね。
と、言い訳している間に時間は過ぎてゆく。

これを書きおえたらお皿を洗おうと思っている。
……人ってなんで生きているだけでこんなにやることいっぱいあるんだろうね。
今日は完全にダメ人間の雑記。
生まれ変われる方法、随時募集中であります。

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