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ポジティブ思考に偏ると、現実を変える力が弱くなる

ポジティブ思考、みんな好きだよね。自己肯定感とかいう言葉も好きかな? 褒めるとか称え合う、みたいなことも良いとされますね。

でもね、善と悪の二元の世界に生きていると、上がったり下がったりで一喜一憂するギャンブル人生になる。それも楽しくていいのかもしれないけどね。

あとね、ポジティブ思考の裏側には、ネガティブなところを見たくないという弱い心が隠れてる場合もある。無意識に弱いところを見なくなり、弱点に対処するという現実的な行動が生まれない。「ポジティブでいい状態なはずなのに、あんまり現実が変わっていかない」っていう人、結構多いんじゃないかな?

宇宙が流転するように、人間も変化する生き物。同じことの繰り返しでずっと変化しないというのはのは自然の摂理に反してる。

同じ場所に留まる選択をするっていう自由もあるとは思うけど、私は飽きっぽいから毎日同じことを繰り返すのは嫌だし、できれば進歩していきたいから、常にニュートラルな姿勢でいるように心がけてる。

善悪二元の世界から抜け出して、ニュートラルな視点に立つと、弱点にどんどん気づけて面白いよ。気づいた弱点に対しては適切な対処をして、もともと持ってる良い点は育てていけばいい。

それを当たり前に繰り返してると、特に頑張ってるわけじゃないのに、1年前の自分じゃ想像もできない場所に立っているっていうエスカレーター人生になる。会社員をやめてからここ5年くらいはそんな感じだし、多分これからもそうなっていくだろうなと思う。そもそも人間が弱い存在だから、無限の伸びしろがあるもんね。やったね!

弱点には自分一人じゃ気づけないから、他者の存在はとてもありがたい。先生だったり、家族だったり、友人だったり、仕事相手だったり、たまたま道で話した人だったりするけど、周りの人の方がよく気づいてくれているなあと思う。一人で頑張るよりも、誰かの力を借りた方が楽に変化していけますね。同じ志を持った仲間を持つのも、すごく大事なことだなって感じるようになった。

子どものころから音楽とかアートとかの世界に住んでる完全文化系で「頑張る!気合!根性!」みたいな体育会系的なノリが本当に無理だから、息をしてるだけで自分も自分の周りも豊かで調和のとれた世界にしていくにはどうしたらいいかっていう問題意識が常にあって。それを実現するための環境、仕組み、哲学を探してきたけど、最近ようやくその糸口が掴めてきた気がする。

どんな世界に生きるか、すべては自分の選択次第! 私と似た感覚を持っている人は一緒にやっていこうね。




Cover photo by Ramez E. Nassif


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