タクシースポーツ記事の連載と東京ドーム営業


ねぇお客様……。

タクシーってスポーツだと思いませんか?


まだまだそうは思いませんか?

それよりぼくと踊りませんか?

千葉県佐倉市へ 神奈川県鎌倉市へ

行って見たいと思いませんか

まんしゅー うっふふふふ

まんしゅー うふふふふー


というわけで意味不明な冒頭ではありますが、これから皆さんに超絶技巧をお見せしようと思います。

私、中村慎太郎は、人よりも7年早くリモートワークの引きこもりをクリエイター暮らしをしていました。ビジネスの才能はあまりなかったので、というよりも、稼ぎたいという欲望が薄かったので、商売としてはそこそこでした。一方で、文章の技能を高めるということは常に考えていました。結果、イングヴェイ・マルムスティーンばりの超絶技巧を手にしたのです。

Fenderから専用ギターが出るレベルですよ。知らんけど(←関西人的表現)。

さて、何のお話かというと、これからOWL magazineにタクシー記事を載せようかなと思います。タクシーの仕事をスポーツ記事に仕上げるのは、流石に超絶技巧だと言えると思いますが、そこに挑戦していきたいと思います。

なんでタクシー記事なのかというと、個人的な事情と公共的な理由があります。

まず個人的な事情としては、ぼくは今駆け出しのタクシードライバーであり、タクシーについて学び、職務上の能力を高める時間をとる必要があります。乗務時間中は運転をしていなければいけないため、考えをまとめたり、調べ物をしたりするのは、乗務時間外となります。

さて、拘束時間がどのくらいあるのかというと、14時に出社して、諸々が終わるのは翌日の13時頃です。そして、その後筋トレをして仮眠をするため、あわせると28時間です。

28時間拘束の乗務が、月に11から13回あるので308〜364時間をタクシー乗務に費やすことになります。労働基準法上では、月あたり160時間の勤務で、通勤時間を往復2時間の20回としても200時間となるので、タクシー業がいかに大変なのかが数字からもわかります。

もっとも勤務時間とするともう少し短くなります。「みなし勤務時間」とか「厳密に計算すると残業になるんだけど、残業代は計算にいれてないっちゃー!」という案件もあるので、何とも言いがたいのですが、通勤時間を含めた月あたりの「拘束時間」が300〜360時間ほどになります。

ちなみに30日間は720時間です。そのうち半分くらいはタクシーに拘束されていることになります。残りの300〜360時間に、睡眠時間も含まれます。ざっくりとした計算ですが、17〜19日、家で寝ることとなり、ぼくは8時間くらい寝るので、136〜152時間くらい寝ることになります。

とすると、残り時間を計算してみると、148〜224時間となります。この時間をやりくりして、OWL magazineの記事執筆、編集、ライターやパーソナリティの育成、ライター案件、書籍原稿の執筆、家事・育児、サッカー観戦、ラジオの収録、(お酒)などをこなしていきます。

ただ、148〜224時間もあると思うと大間違いで、時間というものはちょっとした雑用などでロスしていきます。なので、毎月の持ち時間は100時間程度だと思ったほうが良いと思います。いや、そんなにもないかもしれません。

自分で言うのも何ですが。

超人の領域

に入ってきていると思います。

とはいってもすごく忙しいかというとそうでもありません。というのも、ぼくは常にこのくらい忙しかったからです。むしろ、タクシー乗務中はリラックスと気分転換のためのドライブのように感じることもあります(地獄のような瞬間もありますが)。

ぼくは28歳で大学院に入ったのですが、そのあと11年間常に忙しく過ごしていました。このくらいが当たり前なのです。

11年間、ぼくはお金を稼ぐことよりも、自己投資をすることに費やしました。それは執筆を中心とした表現力を鍛えるための自己投資です。なので、今は表現力も、執筆力もあり、何度も自省しながら言語化してきた領域なので、人材の育成も出来ます。

こういった力があれば、ぼくは人生を満喫できると思っています。なので、とても満足しているし、その反映であるOWL magazineを心から大切に思っています。

そして、OWL magazineは購読者の皆様のおかげで成立しています。


さて、何の話かというと、ぼくがタクシーをスポーツという文脈にしてOWL magazineに記事を書こうという話です。

タクシー乗務時間以外の100時間をどう使うかについてですが、タクシーの勉強やデータ処理にも使いたいというのが本音です。東京の町は広く、どこまでも深いため、ちょっとやそっとの勉強では太刀打ちできません。まだまだ時間がかかります。

タクシー乗務というのも、ルマン24時間耐久レースとまではいきませんが、出庫から20時間帰って来れないわけですから、なかなかシビアな仕事です。事故をするリスクは常にあり、お客さんに殴られて警察の取調室に4時間とじこめられることもあります(どこかで書きます)。

というわけで、ぼくがタクシーについて考えたことや、調べたことを、なるだけ旅とスポーツという文脈に近づけながら、OWL magazineの記事にしていこうと考えています。

OWL magazineの読者の皆様にとっても、コンテンツが増えれば増えるほど購読する意義は高まるのではないかと思います。

若干のこじつけ感

は否めないこともあると思いますが、サッカー旅になかなか行けないご時世なのと、上述したようにいましばらくは、タクシーの勉強をしないといけないので、ご寛恕願いします。

(ひー、ご寛恕だって!生まれて初めて使いました!こういうそれっぽいけど、いまいち伝わらない言葉って使わないほうがいいよなぁと常日頃思っています。)

さて、今回は前置きが長くなったので有料部分は手短にさせて頂きます。先日は、スポーツ観戦客に対して営業をかけました。そして、若干ながらの成果があったのと、今後もやっていこうと思っているので、その報告をしたいと思います。


購読者用コンテンツ
「東京ドーム営業について」


先日、中央区某所を流しているときに……。

いや、有料コンテンツ内なのである程度場所が特定できてもいいことにします。Twitterなどではずらしています。また、お客様との会話も、クローズドなコンテンツなので、ぼかしを少なくしてお届けします。コンスレンテつじー大興奮です。

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