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自家製ドライ柿と柿ジャム

夫のおじいちゃんから野菜がたくさん届きました。おじいちゃんは90歳を超えていますがとても元気で、家庭菜園とは呼べないくらい大きな畑を持っています。夏と冬に送ってくれる野菜はどれも美味しくて、料理が楽しくなってしまいます。野菜と一緒に果物も送ってくれることがあるのですが、今回は柿でした。濃い色でまるまるしていて美味しそうです。しかし残念なことに私は、少し前に柿アレルギーを発症してしまいました。柿を食べた後から口の中とのどが痒くなり、翌日ためしに花粉症の薬を飲んでみるまで収まりませんでした。春の花粉症を発症してから5年ほど経ちます。秋花粉にも反応するようになったと思ったら柿にまで…と悲しくなりました。

でも悲しんでばかりいても仕方ありません。調べてみると、加熱すればアレルギー反応を抑えられる(かもしれない)とのこと。せっかくの美味しそうな柿です。まず夫と娘に生で食べてもらって、残りを加工することにしました。

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丸い柿ですね。私は四角い柿の方がなじみがあります。切ってみるとしっかり種が入っていました。

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種をよけて薄切りにし、クッキングシートを敷いた天板に並べていきます。オーブンに入れて110度で1時間加熱。

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こんな感じになりました。ふにゃっとしたセミドライ柿です。できたそばから、夫と一緒に赤ワインを飲みながらつまみました。干し柿のような凝縮した甘味も感じられて美味しかったです。少量だし、保存の仕方が難しいな、などと思っているうちにお皿は空になってしまいました。儚いですね。

天板に並べきれなかった分は小さく切って砂糖とレモン汁と一緒に鍋へ。

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柿ジャムができました。レモン汁が多めだったのかかなり甘酸っぱい仕上がりで、柿の風味はほとんどしません。食感は少し違いますが、味はりんごジャムにとても似ています。あと、アオハタの瓶ってかわいいですよね。つい再利用してしまいます。

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ヨーグルトにぴったりです。少しトーストしたくるみパンと共にいただきました。

肝心のアレルギー反応ですが、ドライ柿はあやしい、ジャムは平気、という感じでした。病院で検査したわけでもないので、本当に柿アレルギーなのか定かではありませんが、とりあえず美味しく消費することができました。

※果物アレルギーの方、もし試すときは自己責任でお願いします。お気をつけて。


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