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自家製カリン酒とカリン蜂蜜漬け

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近所の無人販売所でカリンを見つけたので買ってみました。カリンは晩秋が旬なのですね。1個50円と激安でしたがどんなものなんでしょう?手のひらに乗せるとずっしりとした重みがあります。

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置いているだけで部屋中にリンゴにも似た強い芳香が漂います。ブランデーと蜂蜜が合いそうだと思ったので、カリン酒(蜂蜜ブランデー)とカリンの蜂蜜漬けを作ってみることにしました。

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切っていきます。すごく硬いです!かぼちゃより断然硬い。輪切りは無理でした。少しずつ刃を入れながらなんとか半分にして、くし切りにしていきます。力がいるので、まな板の下に濡れふきんを敷いてずれないようにするのがおすすめです。途中で気づいたのですが、このカリン種がありません。種があった場所には穴があるだけ。不思議に思いながら切り進めていくと、黒い砂粒のようなものがたくさん出てきました。調べてみてわかったのは、どうやら種は虫に食べられてしまったということ。つまりこの粒は…

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仕方ないので種は諦めて、切り終えてから水洗いし、キッチンペーパーでひとつひとつ水気を取ってから漬けました。種からエキスが出るのに残念です。カリンに虫があけた穴があること、買うときは気づきませんでした。虫本体には出くわしませんでしたが、カリンを使うときはご注意ください。切る前に、水に沈めてみると良いらしいです。ぽこぽこ空気が出てきたら穴があいているということですね。

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カリン酒が飲めるようになるのはまだまだ先ですが、蜂蜜漬けの方は2週間たったので開けてみました。そのままなめると、カリンのど飴を思い出す薬っぽい味ですが、お湯割りにするととても優しい味がしました。口当たりがよく、まるでポカリスエットのような優しさです。お試しでほんの少ししか作らなかったのであと1、2杯しか飲めないのが寂しいです。私はのど風邪をひきやすいし、次からはもっとたくさん仕込もうと思います。

どんなものだろう?と始めたカリンとの付き合いですが、どうやら続いていきそうです。

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