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【文学フリマ東京38】に出店しました

2024年5月19日(日)、(Lemon-2℃)さんと一緒に【文学フリマ東京38】に出店しました。出店は8年振り4回目です。私が活動を始めた11年前に初めて出たイベントも文学フリマでした。たしか会場は蒲田だったと思います。懐かしすぎます。私が子育てや別のイベントに集中している間に文フリは全国に拡大し、次回からはビックサイト開催だなんて、すごいですね。勝手に感慨深くなってしまいます。実は前回も、レモンさんが一緒に出店してくれたんです。その頃はお互い違う名前を名乗っていましたが時を経てまたご一緒でき、とても嬉しかったです。ありがとうございました。

以下、感想や他のイベントとの違いなど個人的な覚え書きとしてまとめてみました。


ブースはこんな感じ

出店雑感

昨年11月の開催時に偵察に来ていたので予想はしていたのですが、とにかく人が多い!来場者数はまだ計測中のようですが出店数は1878件だったそうです。ここ数年出店している【ZINEフェスティバル】や【紙博】の出店数がだいたい100ちょっとなので規模が全然違います。ブースの場所が良かったのか、懸念していた暑さや息苦しさはなく快適でした。

他のイベントとのちょっと切ない違い

私が一番感じた他のイベントとの違いは『お客さんが話しかけてこない』でした。高さを出すため机に棚を載せていたうえ、基本椅子に座っていたので顔が見えなくて話しかけにくかったかな、というのと、商品の情報はポップとポスターにあるし皆さんそれを読んでくれている様子だったのでこちらからほとんど声がけしなかったというのはあるんですが、他のイベントに比べてあまりお話できなかったです。ブースが無数にあるから急いでいるというのもきっとありますよね。体力的精神的にかなり楽でしたが物足りなさも感じたので、次に出るときがあったらもう少し積極的にこちらから声がけしてみようかなと思いました。

もう一つ感じたのは『他の出展者さんとの交流が難しい』こと。他のイベントで何度もお会いしている方やSNSで繋がっている出展者さんのブースを回りたかったのですが、会場があまりに広く混んでいるので、トイレに行くだけでも時間が結構かかります。30分だけ離席してみましたがブースは全然回れず。初対面の出展者さんがブースに来てくれて嬉しくて「あとでそちらに遊びに行きます!」と言ったにも関わらず結局離席する勇気が出ず…だって一度離れたらいつ戻れるかわからないんですもん。100ブース規模のイベントなら出展者同士でブースを行ったり来たり買い物や交流ができるので、なんだかんだ出会いがあるのですが、ちょっと寂しかったです。(通販情報お待ちしております!)

他のイベントとのちょっと嬉しい違い

『初見でサッと買ってくれる方が多い』です!これは本当に嬉しいです。元々交流のある方や、出展者さんに買ってもらうのももちろんとっても嬉しいのですが、純粋に作品を欲しいと思って頂けたという感じがして自信がつきました。まあ結果、売れる数自体は他のイベントとほぼ同じだったのでそう上手くいかないよなあと思いつつ、こういう場で売れる本を作ってみたいな!という気持ちも生まれました。合同誌とか話題性がある本とか…?

まとめ

書き出してみると嬉しい違いと切ない違いは表裏一体ですね。交流や出会いを求めるなら小〜中規模イベント、黙々と売るなら大規模イベントってところでしょうか。販売する作品の雰囲気にもよると思いますが!とにかく今回はあまりダメージを受けず楽しめたので総合的に良かったと思います。出展者・来場者・事務局のみなさま、お疲れさまでした!「いいね」などで応援してくださった方々も、ありがとうございました!

通販のおしらせ

文学フリマ出店に合わせて書き下ろした新刊小説『メムユーヒカ』の通販を開始します。既刊のエッセイや植物写真集もあるので見ていって下さい!

『メムユーヒカ』
眠ってばかりいた頃にみた夢たちをつなぎ合わせて小説にしました。不気味だけど少し切ない、夢の街をさまよう「私」の物語。
B6 中綴じ製本 全28ページ

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