見出し画像

自家製梅酒と梅シロップ

3年ほど前から毎年梅仕事をしています。子供の遊び場に植えられていた梅の木で梅狩りをさせてもらったのをきっかけに、梅酒と梅シロップを仕込むのが恒例になりました。

画像1

2019年。梅にお金がかかってないし!と奮発してブランデーで漬けました。元々甘いお酒は飲まないからと氷砂糖を控えめにしたら酸味の強い梅酒になってちょっと飲みづらかった思い出があります。翌年は逆に、ブランデーと黒砂糖をたっぷり入れてこってり系にしてみました。寒い夜にお湯割りで飲むと温まるし贅沢な気分になれてよかったです。

画像2

今年は「いいちこ」で漬けてみました。公式ページにレシピがあるのですが、25度の焼酎でも漬けられるのには驚きました。果実酒を漬けるのに一番ポピュラーなホワイトリカーは35度、ブランデーやウィスキーは40度くらいですから、かなり低いアルコール度数です。とはいえ保存に問題ないらしく、漬けて3か月頃から少しずつ飲んでいますがとてもすっきりして美味しいです。友人に振舞ったらその次の集まりでも「あれ飲ませて」と言われるくらい好評でした。こういうことがあると嬉しい気持ちになりますね。

画像3

ソーダ割りで飲むと本当に爽やかです。お湯割りすると旨味が感じられてそれもまた良し。実は、最初に梅狩りをした木はもうありません。子供の遊び場もろとも宅地になってしまいました。以降は、近所の無人販売で手に入れています。安い分傷が多いので、冷凍してから漬けるようにしています。そうすると発酵してしまうこともなく、しかも早くエキスが出るんですよ。梅シロップなら1週間くらいでできちゃいます。炭酸水で割って梅ソーダにするのがうちの娘のお気に入りです。

丸くて小さくていい匂いの青梅はなんだか可愛くて、触っているだけで癒されます。ヘタを取って洗って水気を拭いて、丁寧に接するとさらに愛着が増してきますし、梅と氷砂糖を重ねてお酒を注いだ瓶は光に透かすととても美しいですよ。1年経って取り出した実を甘露煮にするとふっくらねっとり美味しくて最高です。梅の季節は半年後ですが、梅仕事、ぜひ体験してみて下さい。いつか自家製梅酒交換会をしてみたい!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?