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独立4ヶ月前:会社と交渉中です

11月末に大きなプロモーションイベントがあったので、少し忙しく、noteに綴る時間が取れていませんでした。でも少しずつ飛び立つ準備というか、助走を始めています。

上司と会話のキャッチボール

退職の意思は伝えたものの、「(退職後の)2019年4月以降も、同じパフォーマンスをしていって欲しい」と、執行役員から言われ、次のステップとして人事と話をしました。そこで、在宅作業があるのなら、業務委託契約をするしかない、という結論となりました。役員とすると、正社員のまま、どうにかできないのか、などなど探っていたようで、、、。お気持ちはありがたいのですが。

そして、話し合いを進める中、自分の抱える業務を一覧化し、在宅でできるできない、作業にかかる時間など可視化して、役員に提出しました。

オフィスに週2回、5時間程度なら出社可、自社のシステムを使えるようにPCの貸し出しをお願いしたいが、持ち運びが前提となるので現状MacBookProを使っているが、MacBookAirに変更したい、など、金額面以外の希望をいくつか提示しました。

恐らく、私の細かい仕事内容まで把握されていなかったので、会社としてもこれがあれば、反対にどこまで私に依頼したらいいか、何を社内でやれるようにするべきか検討できると思うのです。

ボールは先方に渡しました。あとは結論を待ちます。

社長室に呼び出される

執行役員とディスカッションを繰り返している中、ある日突然社長から呼び出しがありました。フランクな人柄の社長とは言え、あくまで上場の企業、従業員も200名ほどいる会社を背負っている彼がわざわざ私のために時間を作ってくれるのは本当に心苦しいものです。

何を言われるのかは想像がつきませんでしたが、具体的な話ではなく、彼の思いを伝えてくれました。

「私はこれからもはとさんと一緒に仕事をしていきたいと思っている。そして、私が引退してからも、うちの会社を引っ張っていって欲しいと思っている。一人で子育てをしながらは本当に大変なことでしょう。でも、だからこそ、うまくやっていって欲しい。あなたの生活を保障してあげたいと思っています。そして、いつかまた正社員として戻ってきてくれたらいいと思っています。うまく執行役員と話をして、どうかこれからもよろしくお願いします」

どのように私の退職の話が社長の耳に入ったのかがわからなかったので、余計なコトは言えないと思い、聞くだけとなってしまいましたが、彼の私に対する気持ちを聞けて、本当に嬉しかったですし、涙が出ました。

私がフリーランスになることについて、「仕方なく正社員を手放して、子育てと両立するために個人事業主になる」と思われているようなので、否定はせず、そのまま黙っていました。

少なくとも、私のこれまでの積み上げてきたものを認めてくれて、愛情を表現してくれるこの会社は、本当に優しくて愛のある会社なんだなぁと思います。フリーランスに挑戦することが今の私にとっては目標となっているので、どんな形であっても正社員という働き方は手放しますが、少なくともそんな会社に携われている私は本当に幸せ者です。

活動開始中

会社ではこんな感じで日常業務を進行させつつ、自身の進退について、会社からの条件を待ち、少しずつ外に出始めました。

webマーケ系の勉強会、フリーランスの交流会、そしてたまたま友人も独立することになりそのお手伝いを少しやり始めています。

勉強会や交流会についてはまた書いてみたいと思っています。

友人のお手伝いと言いますと、、。実は彼女も離婚が決まり、シングルマザーになることになって、もともとヘアメイクさんだったので、専業主婦から復帰、ということになるのですが、やはり子供がいて、撮影の現場が厳しいので(時間の拘束が厳しい)、別のやり方で仕事を始めることにしたそうです。それは、対企業向けにヘアメイクの技術を教えるというものだそう。技術を向上させたい美容師さんや、営業さんのイメージ向上の方法(身だしなみ講座)など、どんなコトが仕事として成り立つのか私も一緒にブレストしました。

そして、彼女の事業のロゴデザイン、名刺デザイン、資料作成の手伝いをさせてもらいました。私の持つグラフィックデザインのスキルはそこまで胸のはれるものではないですが、お客様とのコミュニケーションツールを作ること自体は私の生業だと思っているので、引き受けさせてもらいました。

私も身1つでやっていくので、できる仕事量も限られていますが、本格的に活動をする助走としてはまずまずの活動となった11月だったか なと思っています。


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