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#4_わたしが育休中に資格を取った理由。育休復帰で感じたマミートラックを振り返る。

こんにちは、時短ワーママ3年目・Hato.です。
毎月noteを書くぞーと意気込んだものの、
あっというまに3ヶ月すっとばしました。笑
子どもの通院が増えたり、コロナ対策の登園自粛だったり
もちろん自分の時間確保(美容室とか…)のためにも、
もっと年休がほしい・・・と思う日々です。

今回は、私が育休中の資格取得に挑戦しようと思った理由を
1度目の育休復帰後を振り返りながら整理してみたいと思います。


育休復帰で感じたこと


私は1度目の育休復帰で、
いわゆる「マミートラック」を実感しました。

マミートラックとはワーキングマザーが育児を優先させるためキャリアの一線から退くこと。子育てしながら働く女性が、子育てと仕事の両立をしていく中で昇進や昇給などの機会が難しくなるキャリアコースをさします。マミートラックのマミーは母、トラックは陸上競技で走る周回コースのことを意味します。
引用:https://tunag.jp/ja/contents/hr-column/5743/

単調な定型ルーチンワークへ配置転換され、
なにかお手伝いできることありますか?と聞いて回るようなサポート業務。
育休以前にやっていた、人事の新卒採用や雑貨商品開発のような
毎日変化や刺激のあった仕事とは、途方もなくかけ離れていて

この仕事から何が得られるの?
今後キャリアアップできるの?
どんな成果が上げられるの?

と、毎日毎日、悩んでいました。
周囲からしたら子育てを理由に配慮してもらえてラッキーだし
何が不満なの?と思われるような状況で
同僚からも同期からも、不思議がられる滑り出し。

子どものそばにいたい気持ちを抑えて会社に来てるのに!
どうせ働くなら自己成長を感じながら働きたい!
退社してから子を寝かしつけるまでそれこそ毎日同じなのに
仕事にも刺激がないなんて・・・

なぁんて・・・
そんな気持ちに取りつかれていました。

なのに環境も変えられずに不満ばかり言っている自分が嫌で、
どんどん自己肯定感が低下していったのを覚えています。

キャリアの迷走期


それでも、時間を有効活用したくて
空いた時間にPCスキルの勉強をしてみたり、
妊娠発覚によって夢半ばに終わってしまった
輸出入業務の資格取得をしてみたり、
副業に手を出してはやめてみたり。(笑)
行動しているようで結局なにも続かない、
やりたいことがわからない、まさに迷走期に突入していました。

そんなこんなで、再度妊娠。

この機会に今後のキャリアを真剣に考えたいと思い
ネット検索をしていたときに、
こちらの本の著者「岩橋ひかりさん」のHP
https://ameblo.jp/sunnystyle/)に出会います。

↓本の一部がこちらで読めます^^
https://ameblo.jp/sunnystyle/entry-12583198837.html?frm=theme

はじめは、メルマガ登録。
日々送られてくるメールには共感しかなく、ブログも読み漁りました。
そうこうしているうちに、本を出版されることがわかり発売後に即購入。

・理想の自分、理想の仕事、理想の家族を思い描くこと
・やりたくないことを書き出してみること
・そしてそこから、自分にコントロールできるものに集中すること
・仮にでも目的地を決めてみること

そういったことをしていきました。

そして、思い描いた理想のキャリアが
自分に合っているかどうかも不安だったので
自己分析本もいくつか読みました。


これは、キャリアに迷走していたころに
・貿易実務の資格取得をしたあとで
 「変化」と「自由」が好きな私が、
 さらにルールの多い分野でやっていけるのかな・・と悩んだり、
・とある副業に手を出したものの、
 「チームで目標達成に向けて働くこと」が好きな私が、
 一人で黙々と作業するのは向いていないかも・・とあっさりやめてしまったりと

行動してみてから気づいてしまった流れを
繰り返さないためでもあります。(笑)

子育てを第一に考えて働く以上、
いま未経験の部署に異動するのは、また迷走するリスクが高いのでは?
それならこれまでのキャリアを棚卸したときに、
1番充実感があった人事部門に希望を出そう。
そのために、「国家資格キャリアコンサルタント」という資格が武器になるかもしれない。
次の育休復帰後の環境を変えたい!その一心で、
育休中の養成講座受講を家族と相談して決めました。

目指す目的地を決めたことで霧が晴れた


前述した岩橋さんの『最強のライフキャリア論。』を読んで
私が目標に掲げた理想像は

「家族に何かあっても支えることができ、
柔軟に働き方を変えられる自分でありたい」
「自分の持つスキルで人や社会の役に立ち、
自己成長し続けられる自分でありたい」

というもの。

目標の1つは資格取得だけど、
今の仕事に対しても、

・自分らしく、強みを活かすにはどうしたらいいだろう?
・理想に近づくにはどうしたらいいだろう?
・いま置かれた立場のメリットを存分に活用しよう!

と考えると気持ちが前向きになりました。

嫌で嫌で仕方がなかったデータ入力作業をやめるには?と思い立ち
業務の自動化を提案するというようなこともしましたが
自分の好きな「変化」と「自由」を、
自分で作りだして働くことになり
また「仕事の楽しさ」も感じることができました。

まとめ


育休から復帰した1年間、
まず私の失敗は「これがマミートラックだ」という想いに囚われたことでした。
マミートラックから抜け出すには、、と、そればかり考えていました。

・この先何年もやりたい仕事はできないのかも
・急に休むことで周囲に迷惑をかけているだろう

と、嘆いていましたが、
「自分はどうありたいのか」「今の自分には何ができるのか」を具体的に考えることはしていなかったかもしれません。

キャリアコンサルタントの勉強を始めてみて
徐々に、客観的にその状況を捉えることができました。

復帰後のマミートラックについては、
調べるほどに共感する意見が多く、
多くの女性の悩みなのだなと感じます。

誰かの経験を読んで、共感しても、
実際にはひとりひとり置かれた状況も、支援体制も、
これまでの経験値も、スキルも、何もかも違います。
「自分はどうありたいのか」がわからない状態では
なかなかモヤモヤ期を抜けられないのです。

そうして、同じように悩むママやパパたちの「思い悩む期間」が
少しでも短くなるといいなという想いをもって
私もこれから、キャリア支援に携わりたいと考えています。

キャリアコンサルタントの仕事は
誰もがイキイキと自分の役割に集中できるように伴走すること
そう思っています!


初心演説のようになってしまいましたが、
今日は、私が1度目の育休復帰後で感じたマミートラックと
育休中に資格取得に挑戦しようと思った理由を
まとめてみました。

長文、読んでいただきありがとうございました。^^


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