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風は吹くのではない。流れるのだ。

”ピース”がつながりまくりの二時間 まったく別の分野にも関わらず、同じような真理に行き着くことがある。 今日お聴きしたのはPSさんで行われた講演会「PS Club これからの医療とケアを考える」(講師▶医療法人社団オレンジ・CEO/紅谷さん ▶札幌市立大学デザイン学部・教授/齊藤さん)だったが、自分がテーマとする対話を通した場づくり、地域コミュニティの構築につながる意義あるキーワードが満載だったので、メモとして残しておきたい。 尚、今回登場する「PS」はお手紙の「追伸」で

    • 執着

      ガジェット好きで、特に文房具や普段仕事で使う道具には目がない。 買い替えの頻度は高くないが、社会人も20年以上やっていれば一軍スタメンはほぼ入れ替わっている。 そんななか、一度も変えたことがないのが、名刺入れだ。 一浪(大学)、一休学、そしてまた一浪(就職)したので社会人デビューは26歳。 初めて名刺を持ったのは27歳だった。 当然「名刺入れ」は自分のガジェットチームにはいなかった。 素で名刺を持ち歩いている姿に気付いたのだろう。 当時の上司が「なんだ、あんた名刺入れ持っ

      • 人に依拠した投票行動の危うさ

        「一票で何も変わらない、入れたい候補者がない」と、 「こいつ信頼できるから、とても優秀だからヨロシク」は、 いずれも人(候補者)に依拠した投票行動という意味では大差ない。 人に依拠した政治は、いずれ無関心と癒着という両極を生む。 これらはいずれも独裁政権を生み出す土壌になるのだ。 投票をしなかった人の理由と、投票した人の理由で統計を取れば、人に依拠した投票行動の割合が出るだろう。 体感的には、全有権者の70%以上がそうなるのでは?と思っている。 これは恐ろしい数字なので

        • クリスマスキャロル

          3年ぶりに引き出したジャケットのボロが白いシャツを汚して取れやしない。 情けない姿でたどり着いた展望台はカメムシパラダイスで、早々に退散。 極めつけは想い出の品をもって手を合わせてみたら人違いで、風にまで笑われる始末。 思い描いていたようなスマートな再会には程遠く、色々と伝えようと思っていたことも忘れてしまったが、そこに居ると知れたことで宙ぶらりんだった想いがつながった気がした。 この時期にしてはやけに良い天気で海風はあたたかく、潮の香りが心地よかった。 良いところに

        風は吹くのではない。流れるのだ。