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【結婚と妊娠と仕事のこと②】少しの戸惑いとともに

こんにちは、はと です。
旅行会社勤務30代後半女性、
育休を期にnoteはじめました。

2本目となる本記事は、
結婚について綴った前記事の後半となります。

▼前記事

本記事では妊娠がメインテーマですが、
妊娠生活とかの話ではなくて、
十余年働き続けてきたわたしの中での
仕事と妊娠の位置関係とか今思う事の備忘録、
みたいな内容です。

⌘そもそも出産ってハンデ大きくない?

バリキャリではないけれど、
人生の半分近くをひとつの会社で勤めて、
それなりに経験も実績も積んできたわけです。

それがすとーんと断ち切られる。
もちろん制度的には同じキャリアへ復職できるけど、
ブランクが開くのは事実だし。
男女平等が叫ばれる中とは言え、
コレばっかりは女性が物理的生物学的に負うしかない。
そりゃあ女性の社会進出が進むほどに少子化になるのは仕方ないというか…

そんな気持ちがあったものなので、
子どもを持つ事については
何が何でも!というよりは、
自然と授かるならありがたいし、
難しいならそれはそれで夫婦2人で楽しく暮らそうか。
とはいえ子どもが授かるなら年齢的には早いに越したことはないんだけども、
みたいな逡巡も感じてました。

⌘妊娠がわかったとき

そんな中で妊娠。
第一声、「おーマジか!」。

もちろん嬉しさもあるけど、
驚きと少しの戸惑いもあり。

前記事の通り独身貴族を決め込んでいたので、
結婚から妊娠まであっという間の展開に
気持ちと実感が追いついていないというか。
もちろん、長く妊娠を望んでいる方からは
叱られてしまうとは思うけど。

よくTwitterとかで育児の愚痴とかに
「覚悟がないやつは親になるな」とか批判コメントつくけど、
はじめから揺るぎない覚悟で
どんな苦難も耐えてみせる!
みたいな気持ちで妊娠する人は
そうそういないと思うんですよね。

と、少し脱線しましたが、
とにかく妊娠がわかった時の偽らざる気持ちがこれでした。

⌘仕事と妊娠

妊娠がわかった時の「おーマジか!」には
仕事的に今か〜というのもあり。

折しもある程度ワクチンが普及して
ウィズコロナで旅行需要が急回復しはじめの頃。
一方でコロナ禍で早期退職募って大幅に人員減らされた現場には
普段の業務をこなすのだって大変なのに、
感染対策、感染時対応という追加のタスクも生じ、
まさにてんてこ舞いの様相で。

更にコロナ禍入社で経験ないor浅い若手が
思ってたんと違うってぽろぽろ辞めていく悪循環…
わたしの方が数ヶ月前から休み入る時期決まっていて
そのために引き継いだ若手の方が先に辞めてくってどうよ。

まぁ仕事が落ち着くタイミングなんて
いつまでだって来ないから、
気にしても仕方ないんだけれど。
とはいえ忙しい時に申し訳ないな、
という気持ちもある。

年度明けには復帰するつもりだけど、
国内海外の添乗出張ありきの営業職はもう難しいだろうし、
新しい仕事覚えなきゃいけないのかな…
楽しめるかな…
という不安もあったりします。

女性がキャリアを重ねる中で、
どうしたって妊娠はいろんな葛藤を生むものだなと
あらためて当事者として実感した次第でした。

……
色々書きましたが、もちろん子どもを授かった事について後悔はないし、
喜びたくさん、
健やか育ってくれるよう全力を尽くそう、
というのは根っこにありますよ。

ただ、誰かの妻でも誰かの母でもない
わたし が感じた率直な気持ちも残しておきたい。
そんな思いでしたためました。

逆に、ここから子育てが始まって、
心境にどんな変化があるのか(ないのか)を
客観的に振り返る備忘録としたいと思います。

ここまでお読み下さりありがとうございます。

妊娠して初めて気づいた事・知った事も多く、
わたしにとって新鮮な気づきだったので、
これもいずれ記事にできたらと思います。

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