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ハトヨガ的読むヨガ 連載49 歌舞伎鑑賞《極付印度伝 マハーバーラタ戦記》

    美術館巡りに続き、歌舞伎鑑賞に行ってきました。インドの二大叙事詩である「マハーバーラタ」と「ラーマーヤナ」のうちの一つがテーマの和印折衷の演目は、2017年に初演。いつか鑑賞したいと思っていたところ、ぎりぎり千秋楽に間に合いました。

千秋楽を終えたので、ネタバレしてもよいかと思いますので、こちら詳しいレポートをご参考にしてください。お弁当もインド風!周辺のカレー屋マップも入っていて、至れり尽くせりの報告。

まずは、登場人物相関図。古代の悠久の時代のドラマだけあって登場人物がたくさん出るので、ちょくちょく流れを確認しないと、こんがらがってしまいます。

登場人物の名前も和名に変換されています。百人王子の長男ドゥルヨーダナ役は「鶴妖朶王女」(づるようだ)にアレンジされ、女方の芝のぶさんが演じていました。基本の展開は、オリジナルの物語に即して展開してきますが、インドの神様の絢爛豪華な金ピカ衣装、お妃のクンティが「汲手姫」として艶やかな着物で登場したり、花道が客席の両側に設けられていて、戦いに挑む両国の王子、戦士たちが睨み合うシーンや、主人公たちが馬車に乗って両脇から登場したりと、臨場感たっぷりの仕掛けも満載。廻り舞台の展開もダイナミックで、インドの宮廷建築や自然の雰囲気の背景が展開していきました。歌舞伎に合わせた脚本・演出を存分に楽しむことができました。

魅力ある物語を軽く読み流したい方には、このような4コマ漫画がおすすめです。

歌舞伎鑑賞は、お着物や素敵なファッションでいらっしゃる方も多くみられました。今回の作品、3時間を超える超大作の長丁場とあって、快適さ優先して、セーターとジーンズで行って正解だったと思いました。(ワンピースでもよかったかも?)

遠近両用メガネをかけて撮影したため、ピントがボケてしまった歌舞伎座前の風景 笑

王家の家督争いが描かれている物語のテーマの一つは「カルマ」。サンスクリット語で「行い」とか「業」を意味します。すべては過去の様々な行いや出来事の結果であること、また、法、義務、道徳、正義といった、人間の正しい行いを守ることを意味する「ダルマ」という価値観が、主人公たちを通して描かれていました。

「カルマヨガ」は、行いのヨガと説明があります。
日常生活のを送る上で、見返りや執着せず、今ここにある行いだけに集中して生活を送ること。自分の意識の保ち方次第で、人生が豊かに感じることができる行いのヨガです。そんなことを歌舞伎を鑑賞して考えてみました。

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