「居場所が多いほど子供の幸福感は高まる」
ネットでこんな感じの事が書かれている記事を読んだ。
私にとっては大納得だった。
不登校のステップはよく「混乱期」「安定期」「転換期」「回復期」の4段階に分類される事が多いけれど、息子がフリースクールに通い始めた事はまさにステップアップに大きな影響を与えた。
それが「混乱期」→「転換期」か「転換期」→「回復期」なのかはハッキリとはわからないけども、とにかく変化した。
息子が日中、家以外の場所で過ごす事が、それまで家で煮詰まっていた親子の間に、良い風が流れた。
しかもそこは息子が行きたくて行っている場所。
もちろんフリースクールに通い始めても、しばらく行かない時があったり、仲の良い友達が居ないと行かなかったり(別に悪い事ではないけど・・・)親は気を揉まなかった訳ではない。
でも明らかに良い方向に向かった。
息子はフリースクールに行く日と行かない日をだんだんと自分で決める様になった。
そして、いずれ公共の交通機関を使って1人で行く様になった(それまでは私が送り迎え)。
その事は本当に本人が成長する機会になったと思っている。
私も、玄関で息子を「いってらっしゃい」と見送り、「おかえりなさい」と迎える、ほぼ3年ぶりくらいの体験に、ちょっと感動したのを覚えている。
「居場所」の大切さ。
それはバーチャルな世界でも構わないという事。
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