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中国武術の「四六歩」と「玉環歩」の解説!!李書文八極拳の「四六式」と「玉環式」という架式!!

中国武術には、架式と呼ばれる練習法があります。歩形とも呼ばれ、下半身の形を一定に保つ練習です。

この架式には、複数の種類があります。

今回は、その中から「四六歩」(四六式)と「玉環歩」(玉環式)ついて解説していこうと思います。


「四六歩」と「玉環歩」と呼ばれる架式



「四六歩」(四六式)と呼ばれる架式は、多くの武術門派(流派)において練習されています。

しかし、形態として、同種のものは多いですが、内容としては、同じとは言えません。

また、「半馬歩」と混同する場合が多い架式でもあります。

「四六歩」と「半馬歩」の違いについては、後に解説します。

「玉環歩」(玉環式)は、「坐盤歩」(坐盤式)と混同する場合が多いようです。

また、太極拳の一部の門派(流派)では、「半坐盤歩」と称する事もあります。

どちらの架式においても言える事ですが、同じ名称を冠した架式であっても、門派や系統によって、細かな形態や要求が同じ訳ではありません。

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