お客様の失敗事例 Zoomアカウントの契約プランや参加人数の制限と代理店契約について
Zoomを利用する上で、アカウントの契約プランや参加人数の制限に関する問題は避けて通れないものです。
ここでは、お客様からいただいた事例を元に、Zoomアカウントの人数が増やせない問題や最大人数を想定して購入したが設定しない限り変更されない問題について解説します。 また、直接契約と代理店契約の違いについても触れます。
お客様よりこんなお話をいただきました。
ハイブリッド表彰式を実施した際に、当初想定していた人数は1000人以内だったのですが、3000人の枠が必要になってしまい配信業者の方と相談してプランをアップグレードしたのですが、3000人にしたのに1000人までしか入ってこれなくて大変な事になってしまいました。
配信業者の方に確認をしても原因は不明と言われてしまって。。との事
テレワークが浸透してきた日本において今やハイブリッドというものがとても身近になってきたように思います。
イベントの成功において配信での失敗は大きい事故につながる事が多く、細心の注意が必要になります。「所詮Zoomでしょ」と思っていると大きな事故につながる事を私たちはよく知っております。
お客様のアカウントを拝見させていただいた所、とても簡単な部分の見落としがある事に気が付きました。
それはこちらです。
気が付いた方もいるかと思いますが、まだ何のことだかわからないですよね。
詳しく解説していきます。
Zoomアカウントの契約プランによって、最大参加者数が制限されております。
契約したのに参加者人数が増えない場合は、 重要な設定を見逃しているケースが殆どです。
この場合は、Zoomライセンス管理者が設定を変更する必要があり、Zoomの設定ページから最大参加者数を変更することができます。
管理者メニューの「ユーザー」を選択し、
こちらの「編集」をクリック
するとこの画面になります
注目すべきはここです!
そうです。
Zoomでは、最大人数を想定して購入したとしても、
設定しない限り変更されないのです。
別のお客様からも同様の質問で、
ハイブリッド型のイベントの際、元々500人以内で想定していたのが急遽500人を超えるお客様が参加することになり、アップグレードが必要になりました。しかし、お客様が持っているアカウントでは、契約上すぐには対応できないという事で、仕方なく個人で契約をする事になり、事前にお知らせしたURLリンクとは別にURLリンクを発行して入室をお願することになったそうで、とにかく大惨事になりました。というお話でした。
ここでZoomを使用するにあたって、知っておかなければならないZoomの直接契約と代理店契約の違いについて解説していきます。
【直接契約と代理店契約の違い】
Zoomには、直接Zoomと契約する方法と、代理店を通して契約する方法があります。直接Zoomと契約する場合は、Zoomの公式サイトから契約を行うことができます。一方、代理店を通して契約する場合は、代理店によって手続きが異なる場合があります。
代理店契約の場合、代理店によっては契約手続きに時間がかかる場合があります。
アップグレードするまでに3営業日程度必要になる事が多いです。
どちらのお客様の事例も知らない事でイベント当日に大きな問題が起こっております。
私たちがご依頼をお引き受けする際に必ずチェックして頂いているチェックシートがあります。
こちらを使用すれば上記で上げさせていただいたお客様による失敗というものは未然に防げたのではと思います。
そういった事も含めてお客様の対応ができるようにいつも心がけております。