マガジンのカバー画像

流れる月日を追いかけて~ほぼ毎日雑感日記2021~

360
どんなに夜が深くても、必ず朝はやって来る。昇る太陽に励まされ、見守る月に癒やされて、毎日を何とか過ごしています。2021年元旦からほぼ毎日、空模様を撮影して、日々の雑感をつづって…
運営しているクリエイター

#日記

枯れた庭に咲く冬薔薇【2021/12/22】

劇場の帰り道に、枯れ野のような庭にただ一輪咲く冬薔薇を見つけた。寒さに耐えているのか。孤…

レギンスを初めて履く【2021/12/02】

この日の首都圏の最低気温は6度。前日よりも5度下がった。それよりも前に寒いはあったけれど、…

午前5時前のシンデレラ?夜の蛾?【2021/10/31】

衆院選の投開票日だった、ハロウィンの一夜明け。かぼちゃの馬車ならぬ個人タクシーで午前5時…

生活の中でどこにお金をかけるか【2021/09/14】

生活の中でどこにお金をかけているか―。先日、ラジオを聞いていたら、そんなテーマで面白い話…

2021/07/29 砂糖かミルク入れますか?

あれ? コーヒーに砂糖入れたかな? 入れてなかったかな? 今朝、瓶に砂糖を足していたら、分…

2021/07/21 吾亦紅でひそやかに

花屋さんで選んだ一輪は、吾亦紅(ワレモコウ)。先日買った黄色の薔薇は、暑さのためか、思った…

2021/07/17 蝉、初めて鳴く

梅雨明けを待っていたかのように、朝から蝉が鳴いている。夏の暑さの「うるささ指数」の何割かは、蝉の鳴き声じゃないかと思う。これさえなければ、暑さは和らぐのではないだろうか。かといって、全く聞こえなかったら、夏という感じはしないかもしれない。 私は昆虫全般が苦手だ。蝉は特に。網戸にくっついて鳴かれた時など、大音量とともに、スケルトンの体を見るのが怖かった。どこか「G」に似ているような気もする。 夏の終わりになると、ベランダにひっくり返った蝉の死体が落ちていて、「ヒィ~」という

2021/07/15 水の中の道

水の上に道ができていた? 仕事の出先から戻る途中、皇居のお濠に架かる橋を渡ったら、そんな…

2021/07/13 献立が思いつかない時には

「今日、何食べたい?」。小さい頃、親によく聞かれて困った。「何でもいいよ~」と答えたら、…

2021/07/12 忘れられない散歩道

私は、生まれついての運動音痴だ。跳び箱が跳べなかった。2段だけにして、前後に丸めたマット…

2021/07/10 7月の黄色の薔薇

久しぶりに太陽が顔を出した関東地方。待っていたかのように朝から布団を干した。一方、九州で…

2021/07/05 髪を染めるか、染めないか

鬱陶しい梅雨の時期、髪を切ってサッパリしたいと思うことはないだろうか? 毛先がパサついて…

2021/06/26 地下鉄で見た似た者父子

この日、地下鉄に乗っていたら、対面の座席に40代後半の父と5、6歳の息子が並んで座っていた。…

2021/06/25 「桜姫東文章 下の巻」を観る

上演中ながら既に伝説となりつつある6月大歌舞伎・第2部『桜姫東文章 下の巻』を観た。清玄と釣鐘権助の二役と桜姫を、片岡仁左衛門(元・片岡孝夫)と坂東玉三郎の「孝玉コンビ」が36年ぶりに演じている。感染対策で座席を半分に減らしているだけに、チケット争奪戦はさらに激化。4月大歌舞伎で上演された「上の巻」は敢えなく撃沈した。今月も半ば諦めていたところ、運良くゲットできた。以下はその雑感である。 私の東京地図は劇場でできている。その中でも歌舞伎座はやはり格別である。演目の描かれた絵