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英語のリーディング初心者からの勉強法【完全版】

こんにちは!今回は私のリーディングの初心者からの勉強法についてお話ししたいと思います。

この勉強法はこれまで私が実際に実践して、TOEIC935(R440)・英検1級(R37;22+15/41)TOEFL103(R29/30)を取る事が出来ました。

今回の記事テーマ
・リーディングに取り組む前にやるべき事
・リーディングの取り組み方
・リーディングの復習方法
についてお話しします。

まずは単語と文法を終わらせよう

リーディングに取り組む前に終わらせておきたいのが単語と文法。

私の単語の勉強法はその試験対策用の単語帳を使います。

詳しい単語と文法の勉強方法は下の記事をご覧下さい。

リーディングの取り組み方

・過去問演習が中心

これまでTOEFL・TOEIC・英検1級と全て過去問を中心に行いました。

これは最低限の単語と文法が頭に入っているとあとは過去問演習をひたすらこなして問題になれる事とその中で分からない文法や単語を1つずつ減らしていく事が効率が良いからです。

過去問演習は3周でだいたい完璧にするイメージで取り組んでいました。何周も同じ問題に取り組むのは良い事ですが、問題を解く上では答えを覚えると得られるものが少なくなってきます。そのため3周で大体完璧にして、次の問題に行く事で精読と多読のバランスをとります。

・制限時間より少ない時間で問題に取り組む

制限時間より短い時間で終わらせる意識を持っておく事で、本番の安心感と見直しの時間が十分取れるように意識していました。

例えばTOEFLであれば1パッセージ18分なので16分。

英検1級はリーディング+英作文で100分。英検の場合リスニングの問題読みに10分使い・英作文に30分欲しいとなるとリーディングは60分で解くという意識でやっていました。

TOEICはPart5+6で15分を目標にして置いて、Part7を60分残す事で余裕を持って終わらせるように意識しました。

本番だと心理的に焦ってしまうので、常日頃から本番を想定して制限時間より短い時間で出来るように心がけていました。

リーディングの復習方法

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・間違えた理由を分析

答え合わせをしたらまず自分がなぜ間違えたのかを分析します。上のノート(右ページ)の上の方に書いています。

まず間違えた箇所に当たる本文の部分と選択肢を全て読みます。そしてなぜこの選択肢は合っていて、この選択肢は間違えているのかを考えます。また自分はなぜ間違えたのかをクリアにします。

間違えた理由には大きく下の3つの理由があります。

・本文の意味がしっかり取れなかった
・選択肢の意味が取れなかった
・上2つのどこかで文法・単語の意味を間違えた
つまりここで浮き彫りになるのは自分がまだ定着していなかった文法や単語になるわけです。

・1文ごとに意味を捉える

次に本文の意味を1文ごとに正確に意味が取れるかどうかを確認します。最初は日本語に訳しても構いません(私は全て日本語に訳していました)。徐々に徐々に英語のまま入って来るようになります。現に僕も上の復習ノートには日本語で書きこんでいます。

・分からない単語に印をつける

1分ごとに意味を捉える中で必ずと言っていいほど分からない単語というのが出てきます。これを意味を取りながら印をつけたり、隣ページに書き込んでください。上の復習ノートには黄色の蛍光ペンで線を引いています。

・単語をまとめる

そしたら単語をまとめます。ノートの右ページにあるように日本語訳・英語訳・例文・絵などをまとめます。

絵や例文の探し方などは下の記事をご覧下さい。

まとめる作業は途中からオリジナルの単語ノートを作っていました。

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基本的には単語帳の勉強の仕方と同じなのでそちらをご覧ください!

またネットの英英辞書というのは基本的になんでも良いと思っています。私はCambridgeの英英辞書を使っていました。

・あやふやな文法に対する自分なりの理解を書き込む

単語と同様に文章中で出会ったまだ理解しいれていない文法や出会ったことのない文法事項について調べて、自分なりの理解を書き込んでおきます。

もしくは覚えていないけど知っている文法であれば、しっかり確認します。

・最後にもう一度精読する

これらの復習が全て終わったら最後にもう一度読みます。

これだけ復習に時間をかけると記憶に残っているものが多いので問題を解いた時よりもスラスラと読めるようになっています。この際本文のみ読んでいました。

・次の日もう一度読み直す

そして次の日にもう一度文章を読み直します。ここで忘れていることは自分の復習過程を見て確認します。これも本文を読むだけです。

復習は慣れてきたらエクセルでもOK

復習は文の構造理解・単語・文法知識の3つが主に大事だと分かったと思います。

まとめの作業は単語や文法がメインなのでエクセルを途中から活用していました。

エクセルを使えばどこでも復習できますし、パソコンとタブレットで連携できたりと何かと便利でした。

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これで単語と文法が一気に復習できるので、いつでも単語の復習ができます。

次に本文を読むのは過去問を1周して2周目に入った時になりますが、その間にまとめた単語や文法は単語帳みたいな感じで取り組む事で2周目で大体理解できて解けるようになるのです。これが重要です。

おわりに

いかがだったでしょうか。今回はリーディングの勉強法についてお話しいたしました。

対策用の単語帳を覚えても過去問の1周目は問題に慣れていなかったり、過去問にしか載っていない単語をまだ覚えていないのであまり得点が伸びないケースが多いです。

それでも過去問に出ている単語を復習の中で覚える事で正答率がグッと上がるので1周目はそこまで結果にこだわり過ぎなくても大丈夫です。

大事なのは学習が身についているかどうか、つまり復習をしっかり行って2周目以降の伸びがしっかり出来ているかが重要です。

頑張っていきましょう!

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