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世界は一つじゃない そのままどこかに行こう(絵本『ばらばら』 星野源)

私が星野源さんを知ったのは、絵本からだった。
本屋で表紙に惹かれて手に取った絵本『ばらばら』のその詩に惹かれた。

(一部引用)
”せかいは ひとつじゃない
ああ そのまま ばらばらのまま 

せかいは ひとつになれない
そのまま どこかへいこう”

二十歳過ぎの当時、世界は一つになれるという人たちと
それを素晴らしいという考えに疲れていた時だったので、

(あ、ひとつになれなくてもいいんだ)と

絵本の詩と、平野太呂さんの淡い水色の穏やかな写真が見せてくれるものにホッとしたのを覚えている。

世界は一つになれなくても、私とあなたがそのままいて、
少しだけそれぞれの世界が重なっている、
それだけで十分に素敵だから、大丈夫。
そういう安心感を与えてもらった。


のちに今トレンドの芸能人として露出が多くなっていたりするのに
なんだか驚きつつ(当時も有名だったのだろうが)
時折、付属していたcdを聴いている。

この絵本だけは、幾多重なる本棚の整理の中、
手放す気になれず、本棚の下段に残り続けている。


『ばらばら』 し・うた星野源  しゃしん平野太呂 



果ノ子

(今見ると付属してたCD入ってないや。どこにいったのか。 )
(詩って文字数少ないから引用って難しい)
(そして、絵本だと思ってたけど、これって写真集?詩集?なのかな、どうなのか)
(見返してみて短文だけれど、まあたまにはいいか。
割と一つの記事の文字数1500〜2000ぐらいかけるとしっかり書いたなあっていう気分で、4000とかだと、なんかぐったり疲れる感じ。一つのテーマで、字数が多すぎる時って割とそのことに消化不良だったりする気がしています。)



本棚の話と、私のハタチぐらいのいきってた頃の話はこちら↓


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