見出し画像

東海自然歩道を歩く


1837年 歌川広重 三州鳳来寺行者越

時を経てオーストラリア人のアレックスが行者越えをして鳳来寺山へ。


昨日はボールソン夫妻と東海自然歩道をハイキングして鳳来寺山へ。彼らが新城市に移住して一か月。僕らと違う角度から彼らが住む阿寺から日本の良さを発信してくれている。僕にとってもいい刺激をもらっています。
ハイキングがライフワークなボールソン夫妻は東海自然歩道がお気に入りで、ぜひ海外からのお客さんを阿寺から鳳来寺山にアテンドしたいということで、荒れてしまった阿寺⇔鳳来寺山間の東海自然歩道を再整備していく事業をはじめています。僕も微力ながらこの数年の経験をベースにMTBerとしてお手伝いできればと思っています。

このルートの道中には中根君のファンイベントでも人気だった鳳来館さんやとぎやさんもあり、鳳来寺山山頂には丸山荘さんもあるので、食事休憩も出来て、海外から来たゲストをおもてなしできるコンテンツもたくさんある。周遊もできるので体力のない方でも鳳来寺山のネイチャーツアーを楽しめる。
一過性ではなく、しっかりブランディング、マーケティングをしていく必要がありますがネイチャー、ヒストリー、スポーツ、ジオとあらゆる観点からもブラッシュアップしていけば可能性しかない。観光地として新城市を盛り上げるのに必要なものは、ただ新城市に来てもらうだけでなくいかにローカルでお金を使って頂いて地域を活性化できるかで、さらにはスポーツツーリズムにおいてはコンビニで済ませずにローカルフードを楽しんでいただき、さらには宿泊などで長期滞在してもらうのも必要な要素になってくる。そういう意味では外国人である彼らの目線は非常に大事である。まだまだここにおいては日帰り観光で発展途上の愛知県において県全体で早急に解決していかないといけないと思っています。
歌川広重がこの版画を制作した当時のこの地は麓の宿場も相当の賑わいだったようできっとそれは出来るはず。

今現在は彼らの調査で道中には朽ち果ててしまった木橋も多く、安全に新城のアウトドアフィールドを楽しんでもらうにも整備が必要なので、これから調査を重ね、各所と連携し、外国人だけでなく誰もが楽しめるルートとして再開発していきたいと思っています。
英語を交えながらのハイキングトークは僕にとっていい勉強タイム。新城ではまだ知らないことのが多いし、再整備とともに苦手な英語を少しでも克服できたらと思っています。

アレックスのYouTubeチャンネルもぜひチェックしてください!


スポーツバイクをライフスタイルに。自転車を活用したまちづくりを推進しているので活動の応援よろしくお願い致します。