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イメージをはるかに越えるアクション

このままでは僕らの楽しむ東海のレースイベントも当時盛んだったMTBレースのように逆ピラミッドの構造で先細りになっていくだろうと考えた先に辿り着いた今の活動。ローカルレースこそ憧れのライダーが近くに沢山いてキッズ達が主役であって欲しいと思いますが競技は自転車を楽しむうえで実はほんの一部だと思っています。
スキー、スノーボートやスケートボードがちょっと上手いからってみんなに競技をさせるのか?自転車だとすぐに競技に直結させてしまいますが、僕はそのうちの10人に1人の子が好きで好きで好きすぎて競技者になればいいと思います。
ここ10年の頑張りもあり、取り巻く環境のおかげで東海クロスや平田クリテはキッズファーストの理念を取り入れやっている子達には少しずつですが走りやすい環境になってきました。そんな土壌はすでに東海地方にはできてきたのでまずはスポーツバイクの楽しさを知ってもらうことが大事だと考えます。
そしてこの一年かなり踏み込んだ状況でチャレンジさせてもらい、それをライフスタイルとして提案していくなかで僕の予想とイメージをはるかに越えたアクションがあり、一気にいろいろのものが動き出しました。地域の方が乗るということでもちろんバイクも売れていますがやはりモノではなくヒトがアクションの軸になっています。この内容は割愛させて頂くとして僕が5年後にそうなったらいいな、がまさか一年に形になってきました。
昨年400人近くのキッズに体験会をしてきましたがスポーツイベントの盛んな奥三河でスポーツバイクに乗っている子はほぼゼロに近い。これが現実。やはり極一部のマニアの遊びになっているスポーツバイクの楽しさを子供達に知ってもらううえでは購入する前にスキーやスノーボードのように気軽にお試しできる環境が必要で、それが整い始めてスポーツバイクもレジャーと言えるだろうと思っています。
逆に言えば奥三河は雪もほとんど降ることがないので一年中スポーツバイクを楽しめる環境で、逆に環境さえ整えばスキーやスノーボード以上に気軽に楽しめるレジャーではないかと思います。毎年のように最新のバイクがリリースされていますが乗る場所がなければその先は?!

田村さん資料3

商品の企画をするにもイベントの企画をするにも目先のものでは直ぐにユーザーに見透かされます。今年ももちろん幅を広げ沢山の体験会をしていく予定ですがコロナの影響でどこまでやれるかわかりませんが準備とイメージだけはしていかないといけませんね。
先日大事なプレゼンテーションをするにあたり久しぶりに真剣に企画書を作成しましたが、この一年やってきたことが形になってきたので少し厚みが出てきたかな。
まずは多くの子供達にスポーツバイクに触れてもらえるよう沢山のバイクが必要ですが、僕らの将来のビジョン、会社の概念のイメージが合致し新たに自転車関連の企業さんが応援して下さることになりました。ここもイメージが今年一年で形にできるかな。ハードとソフトの両面で力を入れている企業さんが応援して下さるのでいろいろ新しい企画が打ち出せそうなので楽しみです。取り巻く環境に感謝ですね。KEEP RIDING!!

スポーツバイクをライフスタイルに。自転車を活用したまちづくりを推進しているので活動の応援よろしくお願い致します。