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クローズドクエスチョンを使えるようにしよう。

いろんな仕事や人と関わることが多く、色々と質問を受けることは少なくない。
忙しいっちゃ忙しいからあまり時間を取られるような質問には受けたくないなってときもある。

まー前提として、ここのメンバーの質問であれば、自分の持ってる経験と知識をできるだけ総動員で考えます。
ただし、ちょっと工夫をしてみて欲しい。

ちゃんと仮定を提示された条件の質問をすることを心がけてみて欲しい。
そんなことグーグルで検索すればわかるでしょ。。と思われるよううなググレカス的な質問をなるべくはしないということ。

仮説を絞り込んだ質問を「クローズドクエスチョン」といいます。
簡単にいうと、
イエスなのか?ノーなのか?でわかりやすく判別し、答えられる質問です。

例えば「こんな問い合わせがあって、その方はこう言っていて、おそらく要望はこういったものなので、こう回答をしようと思うのですが、OKですか?」といった具合。

このように聞かれたら、それが真っ当な仮説であるのならイエスしか言わないし、例え違っていた場合でも、自分なりに仮説を立てているのかどうかが大切です。

仮説まで立てたのなら、ちょっと違っていたと思う場合でも、今回の場合はこうしてみたほうがいいんじゃない?と建設的なフィードバックと議論ができるし、一度突き詰めて考えたことは自分ごとになり、次へ活かすことに繋がりやすいのです。

「クローズドクエスチョン」は、自分なりの「仮説」をしぼりこんでおく必要があります。
ある程度仮説がセットになっていると、こいつはできるな、ちゃんと考えてるなと思います。


これを「クローズドクエスチョン」の頭がない人は、「こんな問い合わせがあったんですけど、どうすればいいですか?」と聞いてきます。

これって逆の立場だと結構困りませんか?
文脈がない中でどうすればいいですか?と聞かれても...

「クローズドクエスチョン」の反対にいるのが、こういった「オープンクエスチョン」です。
「これどう思います?」と最初から相手に全振りするような問い合わせのことです、上司や先輩などに対してはこのように聞くだけで、答えてくれるかもしれない。
でも、その人の時間を使うことになるし、負担を与えてるかもしれない。

おれに対して、「これどう思います?」と「オープンクエスチョン」で聞いてくる人が、この中でも他の部署でもいるのですが、そのときは意地悪ですが「どう思う?」とそのまま聞き返したりします。

まずは自分なりに考えて欲しいからです。
その人の考えと仮説が知りたいのです。


何かを教えてる人が、教えられてる立場の人から「これどう思います?」と聞かれることって多いですよね。
そんなときは、逆に「オープンクエスチョン」で「あなたはこれにどう思っていてどう対応すればいいと思う?」と聞いてみることが効果的です。


この考え方は自分に対しても効果的です。
ある事象に対して、自分自身に問いかける。
そのときどう思ったのか、どうすれば解決することができるのか。
なぜを5回ほど繰り返してみると、最適解に近づくことはできるのです。
これは意識してやらないとなかなか身につかない。

「オープンクエスチョン」ではなく「クローズドクエスチョン」で質問をすることを、心がけてみてください。


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