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近世欧州軍事史備忘録 巻3

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Pike and Shotの時代:歩兵の基礎
 翻訳:召集指図(1638)
 論考:Push of Pikeの実相
 紹介:当時の射撃法

本のサイズ:A5
総ページ数:228
2022年冬コミにて初回頒布(予定)

長槍と火縄銃が活躍した近世前半のヨーロッパ、Pike and Shotの時代の歩兵の戦闘様式に焦点に当てた、翻訳、論考、紹介の三点盛りとなります。

翻訳『召集指図』:イングランド大内乱直前の1638年に発刊された歩兵教練書となります。長槍の扱い方もマスケット銃の扱い方も、デ・ヘイン風の姿勢図付きで詳細に解説しています。

論考『Push of Pikeの実相』:Push of Pikeが如何にして行われたのかを解説。翻訳で理解した長槍兵個人の動きが、集団でどのように用いられたのかを知ることができます。

紹介『当時の射撃法』:マスケット銃を用いた部隊射撃の手法を詳述。反転行進射撃に代表される射撃法を図示しています。

全体のコンセプトは、当時の歩兵がどのように戦ったのかを知るための基礎知識を全体的に手に入れようというものになります。当時の教本である『召集指図』で、兵士個人の動作と集団運動の基本を学び、『Push of Pikeの実相』で、長槍を用いた実際の戦闘状況を学び、最後に『当時の射撃法』で、マスケット銃の集団運用方法を学ぶというスタイルです。

異世界ファンタジーで集団戦を描く際の創作資料としても非常に有用ではないかと思っています。是非、お手に取ってみてください。

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