古民家暮らし

市街地から車で1時間。
山を越え、細い田舎道を数十分走ると、築120年の趣のある家が一軒。
ここに夫婦2人で住んでいる。
隣の家との距離は数百メートル。
周りには、小学校、古びた商店、裏には山があり、庭には大きな畑がある。
畑には、なす、ピーマン、トマトなどの夏野菜が植えられており、手入れされている。

家の中に入ると、20畳の広い部屋。
ここでカフェが開けるように今、家具をそろえたり、メニューを考えたりしている途中だ。
障子を開けると、日当たりの良い縁側。
ここで、朝日を浴び、洗濯を干し、夜は夕涼みをしたり、星を見たりしている。
時には、友達や家族みんなで七輪を囲み、肉や魚を焼いたりする。
とても幸せな時間。

休みの日には、土に触れ、丁寧に野菜を育てる。
取れたての野菜は、生で食べてもおいしい。

裏山は、私たちの山。時々、入っては、木を伐りながら手入れを進めている。少しずつ手入れをしているうちにキャンプができればいいと思っている。


約1か月前に見学させてもらった古民家を思い浮かべて書いた話。

・勤務先から遠いこと。
・金銭的にすぐに購入できないこと。
・時間的に余裕がなく、畑の手入れができる自信がなかったこと。(その物件を購入するには、畑の手入れが条件)
以上の理由から、購入に踏み切れなかった。

が、今でもいつかこんな家に住みたい。リノベーションをしながら自分たちで家を作り上げていきたい。と思っている。

叶う日が来るときは、自分が決断したとき。
決断できる経済力、心の余裕をもちながら、こんな生活が私たちのもとに来るように生きたい。

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