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挑戦者 泣かす文化の 対処法


最初の一歩を踏み出すこと、挙手をして意見やアイデアを述べること、暗黙の了解を明文化してみること、議論のたたき台を作ること、企画書を書いて提案すること。

自ら進んで、他人と違う行動を選択するのは勇気が必要です。正しいかどうかわからない場合はなおさら、大なり小なり「0を1にする」行動は、リスクを負うだけのように見えて、なかなか選択できないもの。

「言い出しっぺが責任持って最後までやってね!ただし評価はしない。自分でやりたくてやってるんでしょ?」

挑戦は、決められた仕事ではなくプラスアルファの仕事だから、評価の対象外。でも会社にとって有用なことなんだからやるんでしょ。言ったんだから責任持ちなさいよと、責任なくいう人・・・

「あのプロジェクトは、どうせ失敗したんでしょ?」全くプロジェクトに関係ない、状況もわかっていない第三者から、成功したプロジェクトであっても挑戦について失敗前提で語られたり・・・

心ない言葉を何度浴びてきたことか!笑 やったもん負け文化をお持ちの方と、どう戦ってきたんですか?とよく聞かれることがあります。

そんな時お答えしている対処法は、、、

毎日、毎回、最高と思えるアウトプットを出し続けること。

メンバーと共に、納得のいく仕事を重ねることで、チーム内外からの信頼関係は揺るぎないものになります。新しいことをスタートしても、「ああ、あの人なら大丈夫だよ」という安心感で、挑戦の難易度に関わらず納得いく理由があれば、メンバーはついてきてくれます。

そして、価値ある仕事は、実行した時に評価されなくても、世の中がいずれ評価してくれます。時間軸の問題ならば、他人から「くだらない」と言われたとしても、誠意を持って目の前の仕事に邁進しましょう。

お手本は、ミドリムシで世界の貧困を救う夢を語るユーグレナ・出雲社長。「459回挑戦したら99%成功する法則」を信じています。創業当時「ミドリムシみたいなくだらない仕事なんて、やめた方がいい」とあらゆる人に言われたそうです。

「たとえ、成功率が1%であったとしても、2回挑戦したら成功率は1.99%になる。3回挑戦したら、成功率は2.9701%になり、4回目は3.940399%、5回目は4.90099501%に成功率が上昇する。そして、50回挑戦すると39.4994%と成功率は3分の1に、100回挑戦したら63.3968%と成功率は3分の2になる。」

どこからも断られたミドリムシの売り込み。提案500社目となる伊藤忠商事に「そんなに言うなら買うよ」と言われ一転。その後続々と大企業と契約。創業当時月給10万円しか払えなかった企業が、バイオ燃料で航空機フライトに成功するなど世界初を連発する資本金73億円の大企業に成長しています。

サステナビリティ(持続可能性)が話題に登るようになったのは、SDGs が国連で採択された2015年以降です。その10年も前から、地球のサステナビリティと向き合い、ミドリムシの可能性を追求した出雲社長の挑戦には、多くの優秀な人がついていっています。

挑戦者が負ける文化の処方箋は、
「最高のアウトプットを積み上げ、信頼される人になること」。

周りが「負けるぞ」と言っても関係ありません。自分の人生です。最高のアウトプットを積み上げ、勝つまで挑戦し続けていきましょう!

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