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誰も言わないから言います『傾聴B』って

ショックな事を書くと、キツイ一言
『不合格で、ある意味良かった』

最近は、練習でクライアント役になった時に、正直、
『この人の前では話したくない』と思う事が多くなっています

でも、受験生のモチベーションの為に話し続けていますが・・・

でも、それは、本来、その技術しかないのなら合格させてはいけないでしょう~

これが正直な感想です

でも、そんな事、だれも勉強会や練習会では言わないと思います

“でも、でも、でも”
が、どうしても続く現象です

そして、

そんな事を言ったら出入り禁止になるかのように、養成講座の先生へ苦情を言う受験生も増えています
『モンスターペアレントみたいな現象です』
※対人支援者になりたいという方々が集まるマインドとは思えない行動です

傾聴Bの人は、始めからやり直しです


『傾聴がA』で、他の項目がBで不合格の人は、口頭試問など他の要因も考えられますので、面談を見ないと何とも言えませんが・・・

傾聴Bだけは、面談がダメという事実を受け止める必要があります

この前からの記事で書いている事のくり返しになってしまいます



リベンジ組に問いたいです

対人支援の傾聴とは何か?分かっていますか?

そして、『初めまして』からのクライアントの関わり方が違っているということ

『経験代謝が出来なかったからBですか?』と聴いてくる人もいますが・・・

違います

クライアントが、初めて発した言葉を受け止めるところから出来ていないのです

『私、ちゃんと受け止めています』という受験生もいます
それは、自己評価です

対人支援の評価は全て、クライアントがどう受け取っているかなのです

・受容した事を表現できていますか?
・それは、言語・非言語全てを使っての表現になります

『私、笑顔で話す事できません~』
は?
私からしたら、出来ないじゃなくて、やるんです

それは、自分の為の空間ならやらなくていいですよ。
でも、クライアントがそんな怒り顔のキャリコンに話したいと思いますか?
話したいと思わない事ぐらいわかりますよね?
だったら、変わるのはキャリコン側です
それは、クライアントの為の空間だからです

自分がやりたい関りではなく、クライアントが求める関りをするのがプロです


自己評価の世界ではないのです


全く、対人支援を理解してない人がいます

『傾聴出来ていると思います』
それは誰の言葉ですか?
もしかして自分の感想ですか?

クライアントは
話したいことを
話したいスピードやリズムで
話せたと言っていますか?

対人支援は、クライアント中心療法がベースです
全ての答えは、クライアントの中にあって、話終わってクライアントが
どう感じたかで正解が分かるという事です

いつから、キャリコンは対人支援でなくなってしまったのでしょうか?
私が受験した時は、確かに対人支援の一つでしたが・・・・

かなりキツイ一言です
対人支援ではなく、コンサル業になったのかもしれません(毒)
と言うぐらい、傾聴スキルが無く合格している人が多いのです

例をあげると
病名が分からないのに、薬を処方するお医者さんのようなものです

チョー危険だと思いませんか?
皆さんは、そんな危険な事をクライアントにしていると私は感じています


あなたの頭の中にクライアントは居ますか?


目の前にクライアントが座っているのに、それなのに、頭の中には
クライアントではなく

『経験代謝』しかない人がいます

そして、最近の受験生は『経験代謝』しか目の前にいない人が多いです

クライアントは何処へ行ってしまったの?

目の前に居ますよ

『心ここにあらず』

他のお仕事だったらまだ良いのに・・・

貴方は、何になりたいの?
対人支援者になりたいのでは?
クライアントの役に立ちたいはずなのに、自分の自己満足にここに居ますよ!!!
と問いたいです

誰の為の空間ですか?

クライアントの問題を解決するための支援をするための関りなのに
単に、あなたが経験代謝をしたいだけの相手にされているクライアントは不幸でしかありません

対人支援で、面談する前よりも面談した方が不幸になるって聞いたことありません!!!
でも、傾聴Bの採点の人は、不幸にしてしまう、関り方やマインドで接しているということです

あなたの目の前に『経験代謝』が座っていませんか?


口頭試問がグダグダでもクライアントは不幸になりませんが、傾聴がグダグダな人はクライアントはを不幸にするだけ


今まで、数多くの期の受験者支援に入っていましたが、最近の受験生は、目の前のクライアントを置き去りにしている傾向が強いです

それは何故なの?

養成講座の内容がそのようになったのか?
JCDAという組織が、クライアントに目を向けていない組織になったのか?

もし、上記の理由で、受験生が、クライアント中心で無くなっているのであれば、本末転倒という言葉です

本来、傾聴を出来ている人は、何も言わなくても、『経験代謝』が出来ていて、内省が促される面談とそうでない面談を比べた時に、経験代謝の図の様な関りをする方が、内省に繋がっていて、説明するのに分かり易い図にしているだけだったのではないでしょうか?

だから、内省に繋がる面談の逐語を見ると、経験代謝の図に沿っている事が多いのかもしれません

それは、対人支援者としての志と技術があってのシステムだと思います

だから、まずは、クライアントに目と耳を傾けるのです

到底15分じゃ、協会が求める面談になっていないです

だから皆さんには、口頭試問という時間を与えられているという事です

そこで初めて、キャリコンという資格は何を求められていて
今の面談で何が出来て、経験代謝の図で何が出来ていなかったのかを
応えるチャンスがあるのです

決して、口頭試問ために!!!
キャリコンが口頭試問で楽になるようにという考えで、クライアントに質問をしてはいけないという事です


では、口頭試問や具体的な面談のやり取りについては、次の記事でお話致しましょう~



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