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私の高い建物に関する考えごとのはなし

会議中、窓の外を見ていて、背の高い建物ってどうやって建てるんだろう、と思った。手元にあった資料に、「背の高い建物 建て方」と書いた。

急速に発展する国の映像でみた、頭の先の方だけ欠けたまま使われているたくさんの高層ビルを思い出す。国の発展に建築が追いつかないらしい。増築できるように、わざと途中までしか作っていないという。

例えばあんな途中からビルを建てようとした時、どうするんだろう。空に伸びてる鉄骨と鉄骨の間に、壁を作ってやらなくちゃならないでしょう。壁は、どうやって作るのだろう。板を渡して、そこへ肉付けしていくのかなあ。タイル張りの外見だったりする場合は、1枚1枚貼り付けていくんだろうか。

人の手でどれだけやるのかについても気になる。例えばタイルを1枚1枚手で貼っていく、なんてことはないかもしれないが、たぶん手作業の場所もあるだろう。なにせ、あんなに高いから、そこまで機械を運ぶのすら一苦労なんじゃないかな。

とはいえ、機械も使うと思う。街中でよく見る長いアームのクレーンとか。単純に考えれば、完成予定のビルよりも長い(高い)アームを持つクレーン的なものが要るんじゃないだろうか。高い建物を建てるには、更に長さのあるクレーンを用意しなくちゃならないのはちょっと面白い。世界一高い建物を建てるには、もしかしたら世界一長いアームのクレーンを作らなくちゃいけないかもしれないわけだ。クレーンのアームの長さの方が、ビルより先に世界一になる。

調べれば答えはすぐ見つかるだろうけど、知るのはもう少しあとにしようかな。


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