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行動力を高める秘訣ー経営者をサポートしてー

仕事で成果をだしている経営者と話をしていると、ほんとうにほれぼれするくらい考え方がストレートだなと感じます。
「ここを改善した方がよくなる!」と思ったら、やる。
まさにこれなんです。
「これをやる」と決めてからの行動が、とにかく速い。

当然ながら「でも~」とか「そうはいっても…」というムダな部分はありません。スゴイ。

日頃、「シゴデキな経営者」を間近で見ている秘書として、行動力を上げるために大切だと感じている流れをお伝えします。

やりたいのに行動できていない”課題”をみつける

まずは、自分のなかの解決すべき課題が何なのか。
そういえば、時間がないから「いったん棚上げ」している仕事があれやこれや。

そこで大切なのが、”課題をみつけること”です。
あたりまえのようですが、課題を設定しない=向かいたいゴールがない状態になってしまいます。

ここでいう課題とは、”やると決めたのにできていないこと”です。
課題設定のためには、ご自身が向かいたい未来を明確にする必要があります。

ちょうど、今読んでいる本に課題設定に役立ちそうなヒントがあったのでシェアします。

ですから、日常の些細なところから自分を肯定して、自らの願望に対して積極的に動いていけるように、自分自身と対話し、気合や根性論で動こうとするのではなく、丁寧に「今、自分が求めるものに対して、ほんとうにするべきことは何か?」を咀嚼し、納得したことをできる範囲で実行するのです。

一生折れない自信がつく話し方』青木仁志

この本では、
①心の底から自分に自信をもって積極的に行動できる状態に自分を育てる
②その次に、肯定的に物事を捉える思考を自分になじませていく
手順が書いて
ありました。

正直、ここが鬼門だなぁと感じました。
私は、体の疲れや仕事の忙しさに影響をうけて肯定的になりづらいところがあるので、もう少しまめに振り返る時間をもとうと思います。

自分が解決すべき課題か、人に頼って解決した方がいい課題か

課題設定ができたら、

自分で解決すべき課題か
人に頼って解決した方がいい課題か

を切り分けていきます。 

自分が得意なことと苦手なことをわかっていると、ここの整理はスムーズかもしれません。

課題を整理しやすくするためには、よく視点を切り替えることが有効だと言われています。

そのために、私がイメージする行動があります。それは、自分の頭のなかから課題を取り出して、Tシャツとして壁のハンガーにかける動作を思い浮かべることです。
そうすることで課題を自分と切り離して客観的にみることができ、「では、どうするか?」と思考を進めやすくなる気がしています。

自分が解決すべき課題か

課題の整理が終わったら、

自分の箱
自分以外の箱

にTシャツ=課題をいれます。
自分以外の箱に入れた課題は人の力を借りて解決すると決めます。そうすると、自然と自分の箱に入れた課題に集中できます。

自分が解決できる課題に取り組むときは、意志力が大切

自分の箱に入った課題をみて、「そもそも、なんでできてないんだっけ?」の問いに向き合います。

もしも行動できない原因につまってしまうときは、noteや本を読んだりコンサルタントなどのプロに相談をするのがよさそうです。

行動できない原因がわかったら、次は行動です。課題解決のための行動をしていくときは、意志力の違いが大きな差となっていきます。
もちろん、1アクションですっと解決するような課題だったら意志力はそこまで重要ではないかもしれません。ただ「新しいスキルを習得しよう!」と思ったら、勉強をし続けられるかが焦点になります。(ただし、適切な勉強方法を選択することも、合わせて重要です。)

みなさんが”意志力”と聞いて「デキる人は生まれつき意志力が強いのでは!?」というイメージがあったりしませんか?
私もそう思っていたふしがありましたが、『習慣の力』の本にであってそんなことはないと気づきました。

意志力は単なるスキルではなく、筋肉のようなもの。ある1つの面(ジムでの運動や金銭管理プログラム)で意志力の筋肉を強化すると、それが食事や仕事への取り組み方にも波及する。

習慣の力』チャールズ デュヒッグ

まとめ:自分と対話する時間なんてないよと思ったら

課題をみつけるために大切なのは、まずは自分と丁寧に対話をして「自分が解決すべき課題」をみつけることとお伝えしました。

ただ、そうはいっても「そんな余裕はないよ!」と思った方はご相談ください。

最後までお読みくださり、ありがとうございました!


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