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『ハリソン』か『ハリスン』か

突然ですが私は「最後のビートルズ世代」を自認しています。
子供の頃、イギリスのグループ、ザ・ビートルズ(The Beatles)の活動をぎりぎりリアルタイムで知っていたからです。
残念ながら1966年の伝説の武道館コンサートに行ったわけではありませんが…。

そのビートルズのメンバーは4人だったわけですが、中心になっていたのはギター&ボーカルのジョン・レノン(John Lennon)ポール・マッカートニー(Paul McCartney)だったのはよく知られています。
そして、残りの2人はギターで第三の男とも呼ばれたGeorge HarrisonとドラムのRingo Starr(リンゴ・スター)でした。

いらすとや


さて、その「第三の男」ことGeorge Harrisonは、日本ではどう表記されるでしょうか?
"George" は「ジョージ」以外にないとして、"Harrison"「ハリソン」「ハリスン」がありますよね。
Googleで検索する際「ジョージ・ハリソン」と入力すると「もしかして:ジョージ・ハリスン」と出るので「ハリスン推し(?)」のようです。
しかし、検索のヒット件数を見ると「ジョージ・ハリソン=約 931,000 件」に対し「ジョージ・ハリスン=約 948,000 件」と出るので、ほとんど差がないですね。
個人的には「ハリソン」の方がしっくりくるような気がするのですが…。

この「ハリソン」と「ハリスン」のように、同じ事柄の表記が何種類かある場合、「表記の揺れ」などと言います。
ほとんどの人は「どっちでもいい!」とお考えになると思いますし、私もそんなにこだわる必要はないとは考えています。
しかし、こうした「揺れ」の理由は、多くの場合「発音を重視する」のか「綴りを重視する」のかの違いがありそうです。
言葉(言語)ですから、「話したり・聞いたり」つまり会話も大事ですが、「読んだり・書いたり」も大事だと思うのです。

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