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『重飲食』って何?

少し前、とあるビルで見かけたテナント募集の張り紙。
「テナント」「重飲食」とあります。

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「重飲食」という言葉、初めて目にしました。広辞苑にも出ていないようです。

しかし、SNSに投稿したところ、「知っている」という反応が結構多くてびっくり!飲食や不動産業界では割と使われる言葉のようです。

意味ですが、「軽飲食」の対義語であろうということはなんとなく想像できますよね。

調べてみると、「重飲食」とは、「匂い、煙、さらには騒音などが発生し、周囲のテナントや住宅から苦情が出るおそれがある」「油汚れなどのため退店の際などに店内の清掃が大変になる」といった業態のようです。

具体的には中華料理やインドなど南アジア、エスニック系の料理店、焼肉店、それに大きな音量で音楽をかけたりするお店ということになりそうです。

これに対し、「軽飲食」とはカフェ・喫茶店や寿司店など、火を使うことが比較的少ない業態ということですね。

確かに、匂いが強烈だったら場所を選ぶでしょうし、住宅地に近い場所で大音量を発するお店は迷惑がられるかもしれません。

不動産(テナント)を貸す側から見ると、お店が出て行った後の清掃やリフォーム費用がかさむのも好ましくない、ということですね。

勉強になりました。

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