変化

仕事について、考えないようにしていても、色々と考えてしまう。


前の給食センターを辞めた後、毎日いろんな思いが巡っていた。

「あんなに頑張ってもダメだったんだから、どこに行っても私はダメに決まってる。

次の場所でも無能がバレて、居づらくなってすぐ辞めるに決まってる」

「手取り10万でも、給食センターのパートに戻っていれば、少なくとも子どもたちが成人するまでは詰まなかった。

進学は諦めるようなことになって、恨まれたかもしれないけど…」

「体力的にキツくても、給食センターのない土日にダブルワークをしていけば良かったんじゃないか。

子どもたちには寂しい思いをさせるだろうけど、進学は叶えられたかもしれない」

「過労で病気して死んだら死んだで別にかまわないし。

長生きは目標にないから。」




受けた面接が希望の時間帯に入れなくて断ったり、派遣会社から紹介された一番近い派遣先が自宅から遠くて断ったりして、「また一から探し直すのか…」と落胆もしている。


だけど、たくさんの求人を見ているうちに、「給食センターのパートに戻ればよかった」という後悔は、かなり無くなってきた。

まず、給食センターで手取り10万前後だった重大な理由として、時給の低さがある。

正直、あれだけの体力仕事に見合う時給ではない。

「チームで一丸となって働くやりがい」と、「パートの人間関係がいい」から頑張れているだけで、もっと体力的に楽で、もっと時給のいい仕事はたくさんある。

ひとり親になった今、同じだけの時間を会社に拘束されるならば、時給は少しでも高いほうがいい。

それに気がついて、「給食センターのパートに戻るより、今より時給が高い仕事をするほうが効率よく稼げる」という考えに変わってきた。

仕事を新しく覚える大変さはあるけど…

給食センターの時給1050円で働くより、時給1450円で働くほうがいいと思える。

(来週うけるところが、派遣社員で時給1450円なのよね)

1時間400円の差があれば、8時間労働すれば1日で3200円も違う。
週5で働けば16000円、1ヶ月で64000円も違ってくる。


そう考えたら、いつまでも給食センターのパートに「戻ればよかったんじゃないか」とこだわって悩んでいるのが、馬鹿らしくなってきたのよね。



来週の面接の仕事も、受かるかどうか続くかどうかもわからないけどさ。

きっと給食センターを辞めたのは(私には厳しすぎた社員の仕事も含めて)正解だったんだと、思いたい。

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