辞める時には

私は、今いる会社が大好きである。

社員になって大分メンタルをやられているけれど、この、学校給食の大量調理という仕事自体は、凄くやりがいがあって楽しいと思っている。
(能力が低すぎて成果は伴っていないけどね)

従業員の中には苦手な人も何人かいるけれど、大概みんな明るくて親切な人ばかりだ。

上に立つ店長のことも、とても憧れて尊敬している。

この人に付いて頑張ろう、役に立つんだという気持ちで、ずっといる。



うちの会社は、異動者や退職者が出ると、最終出勤日には午前の仕事を15分ほど早く切り上げ、休憩室に全員で集まって『ミニお別れ会』を開く。

店長から労いの言葉を頂き、皆の前でお礼の挨拶をして、仲の良かった人から花束と、この日のために用意された全員からの寄せ書き色紙が贈呈される。
(そのために時々共済会費が集められている)

それから、全員でわいわいと集合写真を撮る。


そんな、すごくアットホームなところのある会社なのだ。



今、こんな弱メンタルだからか、自分が辞める時のことを考える。

私が辞める時には、たぶんお別れ会なんてやれるような状態ではないと思っている(私の容態的に)。

それこそ会社に来ると動悸がして、過呼吸で倒れるくらいになって、医者から止められて、それで辞めるんだと思う。


それか、単純に、限界を迎えて死んじゃってるか。


パートだった頃、、、
ちょっと前までは、、、
花束を、尊敬する店長にもらい、、、
寄せ書きを、大好きなあの子から渡されるのが、、、
私の、ささやかな夢だった。

どうしてこうなっちゃったんだろう。。。


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