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私のりんごくん〜魔法のりんごのための習作〜

2019年も残すところあと1ヶ月と少し。noteに書くの、すごく久しぶりです!!

↓これのためにnoteをはじめたんですが、

今年は音楽活動20周年のイベントに力を注いでいたので配信が途中で止まっていました。
配信していない曲があと2曲あります。

ここからまた再開していきます(^^)

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私のりんごくん〜プロローグ〜

私は高校卒業後上京し、シンガーソングライターとして活動すべく、音楽の専門学校に通いながら寮生活をしていた。

その頃の私の習慣は、りんごをいつも持ち歩くこと。お腹が空いたらファーストフードやコンビニの菓子パンとかじゃなくて「りんご齧ろう」って思っていた。


だから、上京したての頃は八百屋でいつもりんごを買っていた。
その頃の写真が残ってました。これ、18歳のとき。

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恵比寿南公園にて。学校帰りに友達が撮ってくれたやつ。

なぜりんごを持ち歩いていたか?
その頃の私の気持ちは、
「東京での生活、きっと栄養が偏りがちになるからしっかりビタミンとろう!」だったと思う。
でもね。

今気づいたのだけど、あの頃の私にとって
「りんご=アイディンティティ」だったのかもしれない。

心の奥の方では、
「東京の色に染まるもんか!」と気張っていたような。笑

私が私であるための、人とは違う何かが欲しかった。
だからりんごに手を伸ばした。
無意識に。

なんてささやかな、アイデンティティ。

音楽学校のクラスメイトたちは、みんな見た目もお洒落で個性的で「アーティスト」って雰囲気の子ばっかりだった。

そんな中で、地味だった私の唯一の自己主張が「りんご」だった
のかもしれない。

★★★

でも、私がりんごにこだわっていた本当の理由は、もっと別にありました。
それを本編に書きました。

今回、このエッセイを書こうと思ったのは、この頃作った『彼のりんご』という曲が「魔法のりんご」という曲に生まれ変わったからです。

少しだけ説明させてください。「魔法のりんご」は、20年間くらい眠っていたお蔵入りソングです。
※お蔵入りソングに命を吹き込む「うたのボーレイをすくえ!」というマガジンをやってます。(フリーダウンロードコーナーです)


この文章「魔法のりんごのための習作」は、「魔法のりんご」という楽曲をさらに楽しんでいただくための秘密のエッセイです。

本編はりんごにまつわる小さな恋について書きました。この部分のみ有料になります。

ちなみに、こちらのセットの中にもこのエッセイの有料部分が含まれています。
↓↓↓


▶︎「密入りんごセット」(¥700) ※ 断然お得なセット価格!!


内容は↓

▶︎「私のりんごくん〜魔法のりんごのための習作〜(エッセイ)」(¥300)

(heliopasue.photo 写真家 片岡氏撮影写真5枚掲載)

 ▶︎「魔法のりんご(mp3)」(¥300)



▶︎「丸ごとりんご音声レシピ 〜りんごの声入り〜(mp3)」(¥300) 

それぞれバラでも楽しんでいただける内容になっておりますが、3点セットでご購入いただくと、より楽しんでいただけると思います。


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※全てデータになりますので、PCやスマートフォンに保存していただく形になります。
noteの購入方法はこちらをご覧ください↓
https://note.mu/info/n/nfbe3bbeada76

お買いもの指南↓(音源ダウンロードの仕方)
https://ameblo.jp/hatanakamami/entry-12408263630.html


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前置きが長くなりましたが、
ここから「私のりんごくん」はじまります。
※プロローグと本編はつながっています。

「私のりんごくん〜魔法のりんごのための習作〜」

高校生の頃、好きな人がいました。
正確には、好きだったけど「好き」と認められなかった人。

その人は、常にバッグにりんごを携帯していて時々齧っている
そんな人だった。

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この記事のみ ¥ 300

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