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年寄りに「安静にしなさい」は禁句!!


 治療院に訪れる高齢の方々は、時には家庭での安静を勧められる一方で、リハビリにおいては積極的な運動を奨められることに戸惑いを感じることがあります。彼らは本当にどちらが正しいのかわからず、どのように行動すべきか悩むことがあります。多くの場合、彼らは早く元気になり、家族に負担をかけずに日々を元気に過ごしたいと願っています。

 患者の状態には個々の違いがありますが、一般的に安静にしていると筋肉が落ち、痛みやしびれの改善が難しくなるため、適切な運動をすることを指導しています。整形医は高齢の患者に対して、「もう高齢ですから」といったような否定的な診断を下し、運動や改善が難しいという思い込みを与えることがあります。これは患者の士気を削ぎ落とし、運動や意欲の減退、心身の老化につながる可能性があります。

 年齢に関わらず、人は褒められたり励まされたりすると前向きになります。医療関係者の一言が患者の気持ちに与える影響を認識し、ポジティブなアプローチで患者をサポートすることが重要です。彼らが再び昔のように元気になり、リハビリに積極的に取り組むためには、医療関係者のサポートが不可欠です。

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