カブトムシの里親探し

通りすがりの方から、ここ（石蔵秘密基地）って何なんですか、とよく聞かれます。
「ここって何」を、ここに出入りする人が感じ取って設定してくれる、ということもあります。

夏休み期間中、知り合って間もない一人のママが、
「ここでカブトムシ（幼虫）の里親探しをしてもいいですか」
と言ってくれました。

ぜひぜひどうぞ、とお返事して、出てきたポスターがこちらでした。

・・・すごい迫力だ。
そして、同時に、育てているカブトムシへの愛を感じますよね？

問い合わせ先はJimoKidsにしてもいいですか、と聞いてくれた彼女は、ここで新しい出会いが起きることを期待してくれていて、まさしく石蔵はそうありたいと思っていて、里親探しの結果はその通りになりました。

SNS配信と石蔵の大きなガラス戸に貼られたポスターは、通りがかる人たちからの注目度も高く、SNSも道端も、これまで直接声をかけてくれたことのない方々から直メッセージやお立ち寄りをいただき、40匹近い幼虫たちが石蔵から新しいご家庭に引っ越ししていきました。

引き渡し会にはひっきりなしに、里親さんたちが！

虫かごを持参して、

飼い方の説明も丁寧に丁寧に・・・

一つ一つ、手渡しで旅立っていった幼虫たち、受け渡したものはカブトムシだけじゃない、温かい心も一緒に運ばれていきました。

わくわくするような子どもたちの表情！来年の春に立派な成虫になったら、きっと誰かが報告してくれるに違いない！

---

そんなカブトムシの次にやってきたのは、小さな小さなメダカの稚魚たち！こちらもすぐに貰い手がみつかりました！そういえば、石蔵にいるメダカたちも、ご近所のファミリーからいただいたものでしたよ。

虫、魚がきたから、次は哺乳類交換じゃないか、とウワサされている石蔵秘密基地。今日も明日も、人も生き物も行き交わる温かい場でありたい。