畑の文庫

北海道富良野の「花七曜」にある私設図書館。 子供の本から大人の本まで、独断と偏見に満ち…

畑の文庫

北海道富良野の「花七曜」にある私設図書館。 子供の本から大人の本まで、独断と偏見に満ちた文庫です。 誰でも読書、貸出できますのでお気軽にお立ち寄りください。

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文庫開設

富良野の畑に囲まれた花七曜(雑貨、ドライフラワー、デリカフェ、ドッグラン、コテージ)の中にある小さな私設図書館です。 花七曜店長とその娘、孫の選んだ偏りのある本たちですが、 小さなお子様から大人の方まで楽しんでいただけたら、と思っています。 田舎の多様性の少ない環境の中で、色々なもの、こと、思いに触れることのできる読書はとても大切なこと。 読解力のあるなしでその後の人生が大きく変わるんじゃないか、そんな思いで小さな図書館を立ち上げました。 今はとても小さくても、少しづつ本

    • Humankind 希望の歴史 人が良き未来をつくるための18章

      ルドガー・ブレグマン 1.人間の本性についてのわたしたちの見方が間違った方向にすすみがちであること。 2.ジャーナリストは、扇情的な話を売るために容易に世論を操ること 3.緊急事態において、いかにわたしたちは互いを頼りにできるか この本は、「人間の本質は、善である」からはじまる。 人間の本質はそうであるのに、何故そうではなく、違う方向に導こうとするヤカラがいるのか。 流布されている話と、現実の乖離がひどくて、ちょっとやりきれなくなる。 それでも、人類はよき未来を作れるのか

      • サンタクロースっているんでしょうか?

        サンタクロースっているんでしょうか アメリカの、ニューヨーク・サンと言う新聞の有名な社説。 8歳の少女からの質問に答える形で書かれた社説が絵本になっている。 昔、ムスメが小学校低学年だった時 「サンタさんなんかおれへんて言われた」と泣いて帰ってきたことがあった。 それを言ったのは、同じクラスの男の子で、その子が遊びに来た時に、この本を読んであげたことがあった。 読み終わったら、彼は、 「サンタさんほんとにおるんや」と言っていたのを思い出す。 少女の質問に、とても真摯

        • ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー

          少し前に読んだ本。 今、日本人が思っている多様性はなんてうわべだけなんだろうかと、 違う人がいるということを受け入れることの難しさ。 ばか、ではなく無知ということについて、 多様性を受け入れていこうとすると、無知ではいられなくて。 シンパシーとエンパシーの違い。 日本人にとっては、シンパシーは得意だと思うけれど、エンパシーはとても難しい。 ものすごく、色々考えさせられます。 12歳でこんなことに直面しながら成長していくのかと思うと、ある意味うらやましくもあります。

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