新潟×ウェブ・デジタル活用の促進
地元である新潟とのつながりを持ちたい
みなさま、こんにちは! はたふり1期生の木口と申します。
複業をはじめるにあたって設定した目標のひとつが、出身地である新潟県の企業さまとお仕事をするということでした。
地元である新潟とのつながりを持っていたいという思いからでした。
大学卒業後、就職したのは県外の企業。その後転職して東京に来ました。新潟を出てから20年以上経ちました。
特に東京での生活に不満があるわけではありません。ただ、ここ数年、地元とのつながりが薄くなっていることに寂しさを感じていました。
その一方で、最近は新潟から元気なニュースが発信されていることに気が付きました。最近では、IT企業「フラー」が登記上の本店を新潟に移して、新潟県内の企業とのビジネスや行政・大学などの連携に取り組んだりしています。
フラー社以外にも、若い経営者の方が新潟を拠点にビジネスで成果を上げておられるニュースもよく見るようになりました。
地元を盛り上げたいという気持ちで、新潟で頑張っている方々を知ったときに、自分もその輪に加わりたいと思うようになりました。そして、消えかけている地元とのつながりを再び持ちたいと思うようになりました。
企業数の99%超を中小企業が占める
新潟日報の2022年5月27日のデジタル版に、新潟県の企業数の99%超が中小企業が占めているとの記事がありました。この中小企業のうち9割弱が従業員5人以下(製造業などは20人以下)の「小規模事業所」とのことです。
地元の友人に話を聞いたり、インターネットなどの情報を見ると、仕事も忙しく、人手もたりないのでITやデジタルといった分野に関する対応にまで、手が回らないケースが多いとのことです。省力化に役立つITやデジタルサービスを活用すれば、わずかでも効率化につながる可能性があります。
それでも、その対応に避ける時間と人的リソースはないのです。
私は、プログラマーやシステムエンジニアではありませんので、システム開発など難易度が高いIT導入のご支援はできませんが、比較的活用しやすいシステムやサービスの調査やベンダーとの連携、要件の整理などのご支援はこれまでの経験から活かせると思っています。
新潟に限らず、全国の中小企業様も同じですが、例えば企業様のホームページ(Webサイト)で、まだ、インターネット上でデータを暗号化して送受信する仕組みである、SSL(Secure Socket Layer)の設定がされていないものが散見されれます。
特定のデータを取り扱っておらず、SSL化されていなくても実害が無いケースも多いかもしれませんが、セキュリティへの取り組みに消極的だと受け止められて、お客様からの信頼が下がってしまう恐れもあります。
利用するサービスによって異なりますが、SSL設定そのものに掛かる費用はそこまで大きいものではありません。でも、そもそもの知識が不足していたり、その対応にかけられる時間がなければ、この問題を解決することができません。
この事例のような、すぐに解決できそうだけとできていない「もったいない」課題の解決であればご支援できるのではないかと考えています。
さらなる情報発信の促進
日本は、今後人口減少が加速するとの予測が出ています。人口減少を食い止める取り組みも必要ですが、人口減少を前提とした取り組みも必要だと思います。人口減少を前提にするということは、つまりは今までビジネスしていた市場が減少、最悪消滅してしまうという事です。
国立社会保障・人口問題研究所によると、新潟県の人口は減少を続けて、2040年には約179万人になると予測されています。この予測に基づいて試算すると、2060年には約134万人まで減少すると見込まれるとの事です。そして、人口減少に伴う地域経済への影響も大きく、新潟県家計消費の見通し試算では、2012年の4兆9,948億円から、2040年には3兆8,328億円の規模へ縮小される見込みです。(平成27年10月新潟県『新潟県人口ビジョン』から引用)
このような見込みから考えれば、事業を持続させるためには、これまでのお客様を大事にしながらも、幅広い地域から新しいお客様を開拓する必要があります。
私は、これまで営業の世界で長くキャリアを積んできました。また、デジタル・ウェブマーケティングの活用、分析・解析のスキルを身に着けてきました。これらの経験とスキルを掛け合わせて、新潟県の企業様を持続的成長できるようにご支援したいと熱望しております。
私のルーツである新潟のみなさまと、つながりを頂けるように日々精進していきます。どうぞ、よろしくお願いいたします。
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