津波で何もなくなった町に僕らが居続ける理由 ~東日本大震災から13年「新しい教育」への挑戦~
「僕たちがここに居続けることが重要なんです。」縁もゆかりもない宮城県女川町に暮らして12年。中高生の放課後の居場所を運営する「一般社団法人まちとこ」の代表は、町の復興に必要なことを尋ねるとはっきりと言葉にした。彼と一緒に働きたいと同じ道に進んだ石巻市出身のスタッフは、東日本大震災発生時は中学生。今の被災地の子どもたちに必要なことを語ってくれた。
東日本大震災から間もなく13年。かつて津波が襲った女川町で、子どもたちの課題と向き合いながら、被災した場所だからこそできる“新しい