上海株「下落からの急騰劇」続くか？

8月22日（火）youtube動画UPしました。【8306三菱UFJ】3.2％上昇。日米長期金利上昇で銀行株が軒並み高！高配当利回り銘柄も堅調。米国の経済成長を背景に『良い金利上昇』との受け止めが広がる可能性も。https://www.youtube.com/@ukyou220

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≪相場概況≫

22日の日経平均株価は続伸し291円高の31856円で引けた。
前日の米株式市場でハイテク株が堅調で、東京市場でも値がさの半導体関連株などに買いが波及し、日経平均を押し上げた。
円相場が円安・ドル高基調で推移し、輸出関連株に買いが入りやすかったことも支えだった。
日経平均の上げ幅は午前に340円を超える場面があった。

日経平均は前週に1000円超下げ、18日には約2カ月半ぶりの安値を付けたとあって自律反発狙いの買いも入りやすかった。
ただ、買い一巡後は上げ幅を縮小した。
前日に米長期金利は一時4.35%と、2007年11月以来の高水準となった。
FRBの金融引き締めが長引くとの警戒感は日本株相場の重荷で、上値追いの動きは限られた。

市場では「週末にジャクソンホール会議など重要イベントを控えて投資家の様子見姿勢は強く、1日を通して商いは閑散としていた」や、
「株式市場的にはほぼニュートラル。むしろテクニカルが意識されており、31800円近辺では上値が重くなってしまうようだ」との声があった。

東証プライムの売買代金は2.7兆円。
指数寄与度の高い6857アドテストや8035東エレク、9984ソフトバンクが高い。日米長期金利の上昇を背景に、8306三菱UFJや8316三井住友FG、8411みずほFGなど銀行株や8630SOMPOや7181かんぽなどし損保株の上げも目立った。円安メリットで7203トヨタや6902デンソー、7267ホンダ7270スバル、7269スズキなどが買われた。他、2914JT、6961エンプラス、6590芝浦、1605INPEX、5020ENEOSなど原油関連や6701NEC、8801三井不動、9501東電7011重工などもしっかり。
一方、9983ファストリ、4523エーザイや4503アステラス、4452花王などは売られた。

日経平均は５日線31653円を7営業日ぶりに上回った。
75日線32020円や25日線32378円が接近しており、明日以降上抜けることができるかどうか注目です。

マザーズ指数は小幅に続伸。米債市場での長期金利の上昇が重しとなり、マイナス圏に転落する場面もみられたが、プラス圏で取引を終了した。
個別では、2160GNI、4475Hennge、4824メディア、3348ispace、7409Aeroなどがしっかり。
スタンダード市場では、7014名村造船、7018内海造船、2780コメ兵、6227AIメカ、7578ニチリョク、8890レーサム、5210山村硝子、6627テラプローブ、4595ミズホメなどがしっかり。
動画でご紹介した4040南海化学はストップ高。
Twitterなどで何かと話題となる3856Abalanceは連続ストップ安となった。
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