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【あっち側が教える】ネガティブ感情の取り扱いと自分を大切にすることの意味とは(書きっぱなしリーディング記事)



先人たちの知恵や師や先生からの教え、他者からのアドバイス、心配やただのマウンティングも全部有り難く受け取った上で、自分のコンパスに全意識を集中させ小さな違和感を頼りにしていくと、自分だけの道が見えてくる。


違和感を覚えること、不満を感じることを恐れる必要はない。しかし、違和感や不満感といったネガティブなエネルギーそのものになってはいけない。つまり、そのネガティブな感情そのものに飲まれてはいけない。


ネガティブな感情は何かを責めているわけでもなければ、誰かを咎めているわけでもなく、ただシンプルに自分の気力、体力、知力、時間の使い方が間違っているため、然るべきところへと流れていないということを教えてくれている。


その時々のタイミングで、然るべき方向へ、自分自身がもつエネルギーが流れていくようになると、わたしたちは全体の流れと合流することができる。

自分のエネルギーの使い方、そしてその方向を間違えていると、全体の流れと繋がれず孤立したり、あるいは壁にぶつかったような感じがして行き詰まる。エネルギーの行き詰まりは、そのまま”息詰まり”となり、呼吸に現れてそのまま自律神経(ホメオスタシス)に影響していく。


身体の”いきづまり”はすべて呼吸からきているが、大きな視点で見たときそのいきづまりの根本原因は、自分のエネルギーが全体へと流れていってないことから発生する。自分自身のことを許し、自分を大切にするということはつまり、自分のもつすべてのエネルギー(時間、お金、知識、アイデア、経験、感情、思考)を大切に、価値があるのだとして扱う、ということ。


あらゆる現実界における問題やトラブルのすべては、自分自身のエネルギーを使うのが下手くそがゆえに発生するため、自分の直面している問題やトラブルを通してわたしたちは常に、『もっとエネルギーをうまく使えるようになるための方法』を自分自身から学ぶことができる。


その際に、すでに幸せそうだと自分が感じる人や、いいなと思える人、憧れの人や、この人のようになりたいな、と思える人は良いお手本になり、その人のエネルギーの使い方(時間の使い方、お金の使い方、知識の使い方、思考の使い方など)を捉えてみて、過去の自分にさようならし、新しい自分のエネルギーの使い方をマスターしていくようにする。


お手本や参考となる人、情報は常に平等に用意されており、高次の自分にいつもサポートをしてもらっているため、直観やインスピレーションにつながれば、どんどんヒントとなる出会いや情報やお手本となる人が飛び込んで、つながることができる。


だがしかし、常に忘れてはいけないのは、その人たちはあくまでもお手本でしかなく、完璧に自分と同じ人はいない、同じエネルギーの使い方をする人はいない、ということだ。そのため、どんな素晴らしいと思える先生であっても、その人のいうことが自分に100パーセント当てはまるということはあり得ない。どんなに優秀な占いの先生でも、どんなに有名な霊能者であっても、他者がいうすべての言葉は参考材料でしかなく、それは常に普遍的な法則のひとつである。


だから、いつだって本当の先生、本当の師匠は自分自身でしかない。自分のエネルギーを全体へとつなぎ、一体化させて大きな流れの一部になることができることを、統合、ともいう。


そのような時に、個々によってこのようなことをすると、全体の流れと合流しやすいよ、という具体的な手段が違っていることがある。例えばある人は文章を書くことが、その人のエネルギーを全体の流れに一体化させていきやすい手段の一つだし、また別の人は絵を描くことかもしれない。そういった個々の手段の違いは占術などを通して読むこともできるが、そういったツールを使わなくても人生の観察によって気づくことができる。


Aさんはお商売を通して、かもしれないし、Bさんは子どもを育てるということかもしれない。いずれにせよ、”あっち側”からしたら、こっち側の考える表面的な仕事の価値(やれ肩書きとか、やれ社会性)はほとんど重要視されておらず、パッと見の違いがあるだけに過ぎない。こっち側の人間が『勝ち組』と『負け組』を勝手につくろうが、そもそも”あっち側”においてはそのような概念は最初から存在しない。すべての人がその人の人生においては勝者であり、すべての人はその人の人生においてだけは主人公である。


大切なのは、何をするか?ではなく、それをすることが何になるのか?という部分であり、あえていうなら、個としての自分のエネルギーが全体と一体化されて、一本の大きな流れとなることができるのであれば、手段は問わない、それが高次の自分(魂とかって言われる自分)の求めていること。


ただ、人にはその人なりの”こうした方が全体と一体化しやすい”という切り口があり、それのことを本当の自分がやりたいこと、と呼んだりする。ただ、観る視点によっては、実はそんなものさえどうでもいい。むしろ、なんでもいい。


本質のところにあるのは、みんな同じなのだ。全体の流れに自分のエネルギーを組み込ませると、一体化して大きな流れの一員になる。その時、人は居場所を発見する。自分の内側にも外側にも。


(2021.06.08のリーディング一発書き下ろし)


書きっぱなしリーディング記事とは

編集を加えず降りてきたままに紡いだ”あっちからの教え”を、書きっぱなしの状態で生々しく公開している記事です。

もし人生が無条件に自由で豊かだったら何をするかと言われたら書く、というくらい書くことが生きる上で欠かせない人間です。10年間の集大成を大放出します。サポートは全て執筆と研究活動に使わせて頂きます