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コミュニティ重視へシフト|フォロワーからホルダーへの転換

新規就農を目指して、4月から研修をスタートさせるハタセンです。
いつもは、教育×○○やマーケティング、農業経営のことなどをテーマに毎日一記事ずつ書いています。

今日は、フリーランスの学校のしゅうへいさんのvoicyからの学びをシェアしますね。

1.フォロワーの時代の終焉

ソーシャルメディアの世界では長らく、フォロワーの数がその人の影響力の大きさを示すバロメーターとされてきました。
多くのフォロワーを持つことは、アフィリエイトやグーグルアドセンスを通じた収入に直結していました。
しかし、この「フォロワー至上主義」の時代は、徐々に変わりつつあると、しゅうへいさんは、語ります。

情報の過剰供給により、フォロワー数の価値が希薄化しています。
かつてはフォロワーが多ければ広告収入や商品販売で成功しやすかったのでしょうが、現在では単にフォロワーが多いだけでは、実際の収益に結びつくことが難しくなっています。
特にTikTokのようなプラットフォームでは、短期間で大量のフォロワーを獲得することが可能で、フォロワー数の価値観が変わりつつあると言います。

さらに、レコメンド機能の影響で、ユーザーはフォロワーの動画を見るよりも、自分の興味に合った「おすすめの動画」を見ることが多くなりました。

このように、フォロワー数が多いことと、実際に収益につながることの間にギャップが生まれつつあります。

このように、フォロワーの時代は終焉を迎え、新たな影響力の指標が求められています。

2.ホルダーの時代の到来

次に、私たちは「ホルダーの時代」へと進んでいます。ここで言う「ホルダー」とは、ステークホルダー、つまり利害関係者のこと。単にフォロワーが多いだけではなく、実際に関わりを持つ人々の影響力が重視されるようになっていると言うのです。

たとえば、星野リゾートが地域に密着したステークホルダーツーリズムを展開しているように、地元住民や関係者との関わりが重要視されています。単にホテルを建てるだけではなく、その土地の文化や背景、地元の人々との関わりを大切にすることで、より成功する事例が増えているのです。

この変化は、Web2.0からWeb3.0への移行と密接に関連しています。Web2.0では情報を得たい人々がフォローしていましたが、その価値が希薄化。Web3.0では、実際に関わりを持つステークホルダーの存在がより価値を持つようになっているのです。

ステークホルダーは、ただの視聴者や読者ではなく、ブランドやプロジェクトの成功に直接的な関心を持つ人々です。
彼らは単に情報を消費するだけではなく、その活動やプロジェクトに深く関わり、影響を及ぼす存在でもあるのです。
これは、新しい時代のマーケティングやコミュニケーション戦略において、非常に重要なポイントとなるでしょう。

3.まとめ|新時代への適応

私たちは、ソーシャルメディアの影響力が、フォロワー数からブランドやプロジェクトに実際に関与していく「ホルダーの時代」へと突入しています。
この新しい時代では、単に多くのフォロワーを持つこと以上に、ステークホルダーとしての深い関係性や共感を築くことが重要です。

これからは、フォロワーを超えて、ステークホルダーとしてのコミュニティを育成し、共に成長していくことが求められます。
これは、情報をただ提供するだけではなく、相互の利害が一致する関係を築くことを意味しています。

ここまでの話は、今の私にとっては、さほどピンとこない関係のない話のように感じていました。
しかし、私がこれから築いていくハスカップ農園ブランドにとっては、とっても大切な示唆を示してくれているはずです。

情報発信において、フォロワーを増やすことを目標にするのではなく、農園のステークホルダーを増やし、顧客との深い関係性や共感を築くことが大切だったのです。
それによって、より持続的で意義深い影響力を発揮することが可能になるのではないでしょうか。

すべての情報発信者にとって、少しでも共感いただけたら幸いです。

今日も、最後まで読んでいただいてありがとうございました。

では、また明日。

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