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新しい出会いから学ぶ、農業×ECの未来

新規就農を目指して、4月から研修をスタートさせるハタセンです。
マーケティングや農業経営について学んだことを、日々1500〜2000文字で書いています。いつもご愛読ありがとうございます。

今進めている研究会の打ち合わせで新たな出会いがありました。

講師の小林昭文さんの公式サイトを手がけた、かんなさんという方。
この方、元教員の方で、今は、沖縄でマンゴー農園の経営に携わっているとと言いますから、とってもシンパシーを感じたのです。

その方は、ツクツク!!!というECサイトの代理店もされており、今日は、研究会のツクツク!!!のシステムを使った、オンライン決済ページ作成についての打ち合わせでした。

この時の雑談で教えてもらったことが、私にとって驚きの事実だったのです。
それは、日本国内におけるEC(電子商取引、オンラインでの取引全般のこと)の市場規模についてのことです。

Amazonや楽天市場などのモールECや、その他一般的にイメージされるネットショップで企業や店舗、ブランドと消費者との間での取引額。
どのくらいだと思いますか?

日本通信販売協会が2021年8月に発表したデータによると、2020年度の通販売上高は10兆6,300億円でした。前年の8兆8,500億円からは1兆7,800億円の増加、20.1%の成長を記録しています。20%以上の成長率を記録するのは、本調査を開始した1982年度以降ではじめてのことです。

自分の身の回りを見渡してみても、この勢い、実感できますよね。

と・こ・ろ・が、です。
これだけ市場規模が拡大したといっても、日本国内のEC化率(すべての商取引においてEC(電子商取引)が占める割合を示す数値)は、たったの8.08%と言いいます。
1割ないんですよ。
しかも、アメリカでも2021年で13.6%と言いますから、今後まだまだ成長していけるはずです。

2023年の国内ECモール売り上げランキング1位〜3位までは次の通りです。

1位:楽天市場|売上高 約5兆6301億円
2位:Amazonジャパン|売上高3.2兆円
3位:Yahoo!ショッピング|売上高約1兆6,525億円

さて、事業者側になったとき、ではこのトップシェアのECモールに出店すれば儲かるのか?と言えば、そう簡単な話ではありません。
モール側に支払う手数料の高さが問題になります。
消費者のアクセスの仕方や決済方法によって、複雑な手数料が細かく決められており、事業者にとってもわかりづらく、利益の見通しが立てにくいと言います。相当の売り上げを出さなければ、利益が上がらないということです。

ここで、再びツクツク!!!の登場です。
ツクツク!!!は事業者ファーストの観点から、手数料がわかりやすく、ツクツク!!!に出店した場合に、事業者側で利益の見通しが立てやすく、またツクツクポイントとして消費者に還元して、モール内での収益につながりやすい仕組みがあると言います。

ツクツク!!!というECサイトは、正直初めて耳にしましたが、それは、広告を全く打っておらず、その分、事業者の利益に還元してくれています。
口コミと代理店の営業活動により徐々に広がりを見せつつあり、楽天市場を抜いて市場トップを取るのも夢ではないとか…

私は4月からの農業研修を経て、2,3年後には、ハスカップ農家になる準備を進めています。
そして、きっとオンラインでの直販が売り上げの主力になるはずです。
ツクツク!!!でのオンライン販売は、可能性があるのでは?
そんなことを考えていました。

今日は、研究会の打ち合わせから新たなハスカップ販売のヒントを得られたことをシェアしました。

いつも最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます。

次回も、新たな発見を一緒に楽しみましょうね!

では、また明日。

他にも、マーケティング、農業のことなどをテーマに書いています。
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