見出し画像

表情を感じて、感じたままに撮る。

2020年スタート。今年のお正月は晴天に恵まれて、年明け早々とても気持ちが良かった。

家の近くをテクテクお散歩。冬でも寒くても咲いている花はたくさんある。

植物にも表情はあると思う。そして、なんとなく訴えているような気がする。「わたしは、この角度で撮ってね」と。

ポートレートを撮る時も、何枚も撮影して、被写体に見せて、お互い納得いくものを最後に残すようにしているけど、植物でも全く同じ感覚。

撮る>チェックする>自分の感じているものと一緒か近いかを考える>被写体を見る、そして耳を傾ける>取り直す>…の繰り返し。

1枚目。

艶っぽい彼女。美人だなぁ、と思いながらシャッターを切る。レディな感じ。イメージは30代後半から40代後半の女性。色んな経験をしていて、洗練された美がある。服だと和服よりも洋服が似合う感じ。スリムで黒のシンプルなドレスが似合う、黒髪な女性。

なので、少し暗めに、コントラストを強めに意識して、瑞々しいけど、少しだけ乾いた感じを表現したくてシャッターを切った。

画像1

左下の花びらが少しだけ枯れている感じが、大人っぽさと色っぽさを感じる。経験豊富な大人な女性。どことなく謎めいているのが、その魅力を一層印象づける。

2枚目。

こちらは柔らかい雰囲気で、おっとりまったりやさしい感じの20代女性なイメージ。おっとりしているから包容力があるように思えるけど、実はまだまだキャパは少なめな感じ。ただ、一緒にいると安心できる、そんな感じ。

画像2

ススキの白と、空の青が最高にマッチしていた。ほんわか、ふわふわ。寒いけど、あたたかさを感じることができる。

だいぶと妄想入ってるな、と自分でも思うけど、撮っている時に考えてるのって、こういうことが多かったりする。

他の人はどうなんだろう?聞いたことがないから、チャンスがあったら友人のフォトグラファーに聞いてみようと思う。

そんなこんなで過ぎていった2020年元旦。良い写真が撮れて、気分も快晴だった。