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【お仕事経験②】日雇いバイト(派遣)の話。

働く選択肢の一つに、『派遣社員』というものがあります。

働かせてもらう会社に直接雇用してもらうのではなく、派遣会社に会社を紹介してもらって働く、というスタイル。

さらに派遣会社を通して紹介してもらうお仕事には、大きく2種類の働き方があります。

・その日1日だけの勤務する『単発』『日雇い』と呼ばれるお仕事。
・週5日勤務のレギュラーのお仕事。

僕自身、派遣社員として働く機会は多く、単発もレギュラーも経験しています。

50社以上の実務経験のある男・・どうも、HATです。

50社以上働いたことがあると言っても、当然、1つの会社に何年も所属していたという訳ではありません。その多くはこの派遣での単発のお仕事で、1回しか働いたことがない所も含めての話です。

今回はこの単発のお仕事・・『日雇いバイト』についてのお話をしていきます。

日雇いバイトの魅力①自由なライフスタイルで働ける

日雇いバイトの仕事をしている人は、どういった目的で働いているのでしょうか?

よくある理由は、

・正社員で仕事をしていた方が会社を退職して、転職するまでの間の繋ぎで働いている。
・定職に就くのが嫌。
・定職についているが、休みの日を活用してお小遣い稼ぎ。
・自営業(芸能活動も含む)をしていて、それだけでは食べていけないので働いている。

というのが多いのではないでしょうか。

日雇いのお仕事は『その日1日だけ勤務して終わり』、というのが特徴です。

もちろん日雇いのお仕事ですが、雇い主が人材を募集している限り、その期間は働くことが可能です。単発のお仕事を週に2回や3回働くこともできますし、単発なのにレギュラーみたいに週5勤務することも可能です。

単発の仕事を選ぶ人にとって重要なのは、ずっとその職場で働かなくても良い、ということです。

そして働きたい時に働いて、休みたい時にいつでも休めます。

僕個人は自営業をしているので、お小遣い稼ぎといろいろなお仕事を経験してみたいって言う好奇心で日雇いバイトを選びました。

あと説明はしにくいですが、『定職に就きたくない』という気持ちもあります。なので、定職になかなか就けないという方の気持ちもわからなくもないです。←なんか、言い方腹立つわぁ。すいません。

日雇いバイトの魅力②給料が即時払い(もしくは週払い)

全部の派遣会社が同じルールではありませんが、働いたその日、もしくは翌日、ないしは週1でお給料をもらうことができます。

早いところは、勤務終了後に給料の即時払いを申請すると、2時間後くらいに自分の口座に給料を振込してくれます。(※500~600円くらいの手数料は取られます)

この仕組みは、本当に嬉しいですよね。給料がもらえるのに、早くて困ることはありませんから。

それにどうしてもお金が必要になった時に、空いた時間さえあればすぐにお金を確実に稼ぐことができます。

日雇いバイト(派遣)で働くまでの流れ

それでは日雇いのお仕事って、どういう流れで働けるの?を解説します。

入口は2パターンです。

▶パターン①求人広告(バイト募集の雑誌ないしはサイト)で仕事を募集していて、応募してみると実は派遣でのお仕事だった。

パチンコのホールスタッフ募集みたいな記事があって、勤務地の具体的な住所は乗ってなくて大まかな地名のみ。〇〇周辺で勤務!みたいな。

応募の連絡先は派遣会社、という感じです。

▶パターン②派遣会社に登録して、派遣会社からどんな仕事があるかを紹介してもらう。

派遣会社さんは様々な仕事の案件を持っていますので、登録して担当の方に自分の希望を伝えて仕事を選ぶ、という流れです。

パターン①も②も、どちらにせよ、まずは派遣会社に登録をします。

●流れ①派遣会社に電話、もしくはウェブ申込。※今はウェブから必要事項を記入して応募すると向こうから電話かメールが返ってくる、が大半ですね。

●流れ②派遣会社の事務所に行って、独自のエントリーシート(履歴書みたいなもの)に記入して登録。

流れ③派遣会社から仕事を提案してもらう。

流れ④紹介された会社に出勤して、実際に勤務する。

流れ③の仕事の提案については、派遣会社の担当者から電話かメールでお仕事の紹介がきます。もしくはその派遣会社独自のスマホアプリがあって、アプリで仕事の一覧が見れて、仕事の応募もそのアプリ内で完了する、というの会社もあります。

アプリで応募できるのは、本当に便利です。

日雇いバイトの業務内容:どんなお仕事があるのか?

さて、日雇いバイトにはどんなお仕事があるのか?

1日だけの単発のお仕事なので、特に技術を必要としない『単純作業』のような簡単な仕事が多いです。

単純作業とはどんなものか?

例えば、荷物の仕分け、です。ベルトコンベアから荷物が流れて来ます。その荷物にタグが付いていて、そのタグに書かれている記号や数字毎にカートと呼ばれるラックに振り分けていく。もしくは発注書を見ながら、指定の棚に商品を取りに行って、必要な個数をカートに載せて行く。

そういった仕事を単純作業と言います。ちょっと教えてもらえたら、すぐにできるようになる作業です。←言い方にトゲがあったらすいません(;'∀')

では他にどんなお仕事があるのか、僕が知ってる範囲で紹介します。

・引越し
・配送助手
・倉庫内作業
・ピッキング(宅配物の仕分け)
・お墓の掃除
・製本
・品質管理
・イベントの設営

などなど。それぞれのお仕事で僕が経験したものついての体験談はまた別の記事でお届けします。

中には『怪しい粉が飛び交う環境でガスマスクを着けながら清掃する』というものもありました(笑)怖いですよね~(笑)

段々と法整備がされてきて、怪しい仕事は派遣されないようにはなって来てはいます。昔、何でもありな時代があったと思いますね。

今日はこの仕事、明日はこの仕事、みたいな感じで色々と体験することもできるので、気分転換にもなります。

後、煩わしい職場での人間関係も気にすることはありません。※現場によって苦手な上司はいるかも知れませんが。

日雇いのデメリット①:日雇いはいつでも自由に働けるのか?

絶対に働ける、という保証はありません。

人材を募集する会社側からすると、レギュラーで常に人がほしくはないが、繁忙期にとにかく人手がほしい、という時に募集されます。会社が暇になれば募集はなくなります。

なので募集している求人があれば働けますし、募集がなければ仕事はありません。

また派遣会社によっては、抱えている派遣社員さん同士で仕事の取り合いになるケースもあります。

採用されるのは、早い者勝ちだったり、勤務態度で優先されたりと基準も様々です。

1ヶ月に20日、日雇いの仕事をして月収を稼ごうと予定していても、実際には15日しか働けなかった、なんてことも考えられます。

日雇いのデメリット②:月収で見ると給料が少ない・・ことになかなか気付かない!!

これは僕がまだ20代の頃に実際に経験したことです。

仕事を終えて事務所に戻って、6000円くらいの日当を取りに行きます。

1日に6000円を使い切るって買い物や飲みに行く、以外でなかなかないですよね。

でも月末の支払いの時期が近付くと、あれ、お金が足りない?なんてことが起きることがあります。

そしてもらった日当を全部計算してみると・・・おいおい月収10万切ってるやん!!!!

ってことが実際にありました。

昔は日雇い派遣の給料もめちゃくちゃ安かったこともあり、気付かず超低所得者になっていました(;'∀')

令和の時代では日雇いの仕事の時給も基本的に高く、それなりの日当を稼ぐことができます。でも大事なのは月収であり、月に係る生活費をちゃんと払えるかどうかです。

日雇いで生活費を稼ぐって方は、月収に注目しましょう。低い月収に早く気付いて、ちゃんと定職に就いた方がいいことに気付きましょう(笑)

また最近では『労働者派遣法改正』というのが行われ、ある一定の条件をクリアしないと単発のお仕事を紹介できなくなりました。

簡単に説明すると、扶養の範囲内での勤務の方、もしくは年収500万以上の収入がある方はできます。

年収が少ない人こそ、空いた時間に稼ぎたいんじゃん!!

副業の位置づけとしては、日雇いは本当にいい手段だと思うので、もう少し緩和してくれてもいいと思いますが・・。

日雇いのデメリット③:基本的に肉体労働が多い

基本的に体をつかった肉体労働が多いです。

倉庫内"軽"作業などと表記されていますが、"軽"という字にだまされないでください。軽いものを運ぶだけの仕事なんてありません(笑)

もちろん軽作業と比べて、もっと重量級の仕事もありますけどね。

肉体労働が苦手って方は、日雇いの仕事は難しいと考えた方がいいです。

また単純作業は、同じ作業の繰り返しなので・・それが肉体的にも精神的にも辛いと感じることもあります。

人によっては単純作業、流れ作業、繰り返しの作業が苦じゃないって人もいます。仕事は向き不向きがあると思います。

ちなみに僕は超超単純作業は苦手です。肉体労働については大変すぎなければ『いい運動』くらいの気持ちで働らきます(^^)/

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は具体的な業務内容についてではなく、おおまかな『日雇い』というジャンルのお話でした。

自由の裏側に気を付けないと生活苦になってしまう、という落とし穴があります。

転職の間のつなぎであったり、本業が別で小遣い稼ぎとしてであったりと、何かと目的を持って取り組むべき仕事です。

いつもと違う仕事に触れて、気分転換としても楽しめます。

なかなか社会に馴染めないって方もいると思います。まずは日雇いにチャレンジしてみるのもアリなんじゃないかなって。


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ではではーーーーー

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