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WSET Level3取得を目指し始めたわけ

初めまして、橋本と申します。Instagramでは@hasymo_goingmywayというアカウントで精力的に活動中です。さて、まずは自己紹介をさせてください。

私は元々ワインが好きで2015年7月にとあるワインバーで素晴らしいソムリエさんに出会いより深いところまでのめり込んでいきました。その後は、飲みに出かけるときは人に合わせずに一人でワイン!というくらいワインばかりを飲む日々でした。

その中で、いろいろなお店でたくさんの出会いがありました。性格というか社交性のおかげというか多くの飲食店さんの厚意でたくさんの経験をさせていただきました。その中で出会った同年代のソムリエさんで今も共に高みを目指して勉強している友人もたくさんいます。また、とあるレストランでワインペアリングを考えさせてもらいながらお手伝いをさせて頂き料理とワインの関係性についても学ぶ機会を得ることができました。

2019年に転機が訪れます。友人にWine Expertを取得するように勧められて、2019年度に独学でJ.S.A. Wine Expertを受験しました。ギリギリに申し込んだため2019年6月中旬から勉強を開始し、一次試験は8月10日に合格。二次試験は体系的アプローチというよりは外観からテイスティングコメントの8割を選ぶという邪道を用い、3/4品種、国正解で合格しました。こちらについてはまたの機会に勉強した内容などを記載しようかと思います。

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その最中に私がWSETというものを意識し始める出来事がありました。

J.S.A Wine Expertの勉強中に行きつけのワインバーに行った際、とある男性2名が入ってきました。その頃の私はロジカルというよりはかなり感覚的、経験的なテイスティングを行なっており正答率はそれなりの高さではありましたが今思うと近いものをたくさん飲んでいたから導き出せていただけだったなと思います。ただし、そんな結果もあり当時の私は「この辺りの一般人で一番テイスティング能力が高いのは自分だ」と勘違いしていました。

その2名の男性のうち1名が、ソムリエさんにブラインドでワインを提供してもらえないかと提案します。私はその会話が耳に入り少し興味を持ち始め、その時持ち込ませてもらっていたボトルをその2名にもシェアし、2杯目から一緒にブラインドテイスティングをさせてもらいました。その際の正答率というのはそんなに悪くなかったと思います。勘違い野郎の私は「この辺りで一番テイスティング能力高いの自分です」とか言っちゃってました。相手方も当て物としての正答率はトントンか少し上だったかもしれませんが、そこに至るまでのロジカルなテイスティングの緻密さに品種を外していても「ほぼ正解だし完全に負けた。」と思うと同時にその方が勉強されているものについて興味を持ち始めました。

その時に初めて知った言葉が『WSET』です。

知らない人がいる可能性もあるため簡単に説明させてもらうと、「WSETは、ロンドンに本部を置く世界最大のワイン教育機関です。 ワイン産業をサポートする英国のワイン商組合『Vintners Company』により1969年に創設され、現在では世界70カ国でWSETの教育組織が運営され、年間約95,000人が認定試験を受験するなど、国際的に認められている認定資格です。」(CAPLANより引用)

J.S.A. Wine Expertは日本国内のみの資格であるのに対してWSETは世界で一番広い地域で権威のある資格となります。またソムリエ試験がワインに対する理解というよりもサービスを目指した上でのワインに対する知識や理解が根底にあるのに対し、WSETはワインそのものに対する理解だけをとことん突き詰めていく資格試験となっています。

食とワインのペアリングに興味があった私ですが、サービスというものにはさほど興味がなく、ワイン以外のアルコールもある程度の理解はあるもののそこまで知らなくてもいいかなと思っていた私はこの試験を知り、もっとワインに対する理解を深めるために受験を目指すことを考えました。

余談ですが、私はその時の男性とまた会えたらゆっくり話したいと思っていたところ、たまたまお店で遭遇し2人でハシゴ酒、ブラインドテイスティングを行い、根拠をロジカルに説明できない私はコテンパンにやられました笑。しかし、それはとても心地いいものでした。自分の実力不足を目の当たりにさせてもらえたこの時の経験はこれから先一生の財産だと思います。

そんなこんなで『WSET Level3合格を目指す』がここしばらくの目標になりました。なぜLevel3かというとテイスティング試験があるのがLevel3からなのとLevel3を受験するにあたってLevel2での品種ごとの解説などは必須知識なので別々に受けるのではなくてどちら分もまとめて勉強してしまおうと思ったからです。何せ受験料もたくさんかかりますからね。また英語での受験を目指しています。というものの今後海外のワイナリーなどを回る際にやはり英語は必須ですし、ワインに関する会話ができないと困ると思い、英語の勉強も兼ねての受験となります。また自分の職業も今後英語は必要になってくると思いできるだけ英語に慣れておきたいと考えており、winwinだと思いました。

さて、長くなってしまいました。今後の私のnoteでは、WSET Level3受験を目指すにあたって勉強していることやJ.S.A.の試験勉強法などを更新していけたらと思っております。しばらくはテイスティングなどにフォーカスしてくるかもしれませんが、座学についてもしっかりとこちらに記載しつつ復習できたらと思っております。

読者の方でWSETないしJ.S.A.の試験を勉強していこうとしている方がいらっしゃれば共に頑張っていきたいと思っております。また、J.S.A.の試験の方で聞きたいことなどあればいつでもInstagramのDMで答えさせていただきたいと思っております。

最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。


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