なんでもあるけど、ナンニモナイ現象
なんでもあるのに選べない、欲しいきもちが沸かない、そんな経験があります。
①某和食チェーン店に行ったときの話。
メニューはいろいろあるけど、”食べたいもの”がひとつもなかったんです。
おなかは空いていたんですけど、コレだ!っていうのがなくて。
せっかくの外食だったのに、なんだか残念だったんですよね。
②某大手ショッピングモールに行ったときの話。
なんでも売ってるけど、”わざわざここで買いたいもの”はなかったんです。
近所で買えるものばかりだなって、思いました。
③結婚式の引き出物でいただいたギフトカタログ。
食品、食器、雑貨、生活家電、いろいろあったけど、”欲しいもの”はなかったんです。
カタログをみてアレいいな、コレいいな、っていう時間は楽しかったんですけど。
結局どれもいらないかな、って思っちゃって。
・・・
こんなにワガママなのは私だけじゃないはず。
きっと誰もが経験していることじゃないかな。
「なんでもあるけどナンニモナイ現象」
かわいい名前をつけてみました。
もしかして、えらべない原因は選択肢が多いからなのではないでしょうか。
・・・
「なんでもあるけどナンニモナイ現象」
我ながらナイスネーミング!と思ったのも束の間、調べてみたら、有名な現象でした。
「選択のパラドックス」とか「ジャムの法則」とか、名前がついていましたね。
多すぎると選べないが、少なすぎると不自由さを感じてしまう。
人間ってなんてワガママなんでしょう。笑っちゃいます。
「なんでもあるけどナンニモナイ現象」、私の身の回りでは他にも思い当たることが。
楽天スーパーセールで安く買い物したかったが、買うものがない
ふるさと納税、ありすぎて決められない
NETFLIX、観たいものがない
Amazonブラックフライデーで……
!!
違う、Amazonは違う!
Amazonはなんでもあるけれど、欲しいものがちゃんと見つかる。
楽天やQ10では欲しいものがない、あっても購入までには至らない。
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