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不登校〜子どものSOSをキャッチする

年度始めの4月、連休明けの5月、夏休みが終わる9月は、不登校になるお子さんが多いと言われています。
大人でも、環境が変わるとストレスがかかりますし、長い休みの後は会社に行きたくないと思うのですから、子どもたちが学校に行きたくなくなるのも当然と言えるでしょう。

親子の信頼関係がうまく築かれていればいるほど、子どもは親御さんに心配かけたくないという思いが強くなる傾向があるそう。「大丈夫!」と口では言っていても、内心は不安でいっぱいかもしれません。話している言葉の一つひとつは、本心から出ているとは限りません。

学校に行きたくない具体的な理由が明確であれば、対処の仕方もあります。けれど、心に蓄積されたストレスは目には見えません。子どもたちの些細な変化に注意をして、本当の気持ちを探ることが大切ですが、見過ごしてしまうこともあるでしょう。

今日は、子どもたちの心のSOSをキャッチする手の見方についてお話しします。

不登校の心理

不登校の相談を受けるようになって、不登校のお子さんの手には共通点があることに気がつきました。

これは、不登校になってしまった中学生の手の写真です。

左側:不登校になった時    右側:学校へ行くようになった時

不登校になる子の多くは、生命線が薄く消え入るような状態です。でも、学校に行くようになると浮き出てくるのです。

これは、不登校になった小学校5年生の手です。

生命線が薄いことに加えて、薬指が貧弱になっていますね。

ところが、小学6年生になって、学校に行くようになると・・・

生命線が浮き出て、薬指の状態も違和感を感じなくなりました。

4本の指にはそれぞれ意味があり、薬指は楽しく行動しているかどうかのバロメーターです。不登校になった時、学校が楽しくなかったのです。

生命線は、肉体を動かす機能に関係する線。行動欲求を表す手のひらのシワです。薄くなると身体を動かそうとする気力が起こらなくなるのです。

手の変化は心の変化

手の状態を時系列に観察すると、目には見えない心の動きを知ることができます。では、具体的にどこをどんな風に確認すれば良いのかご紹介していきますね。

チェックポイント1〜4指の観察

4本の指は行動意識を表します。簡単にいうと今どんな気持ちで行動しているかを知ることができます。

手を自然に出した時、左右の手の4本の指の状態をチェックしてみましょう。

4本の指の状態を観察してみましょう。4本の指がまっすぐでていたら、元気に行動している証拠です。

どこかの指が曲がっていたり、まっすぐでていないときは、心の違和感を感じながら行動しているかもしれません。

特に、右手は、対外的な姿。幼稚園や学校で、どんな気持ちで生活しているかがわかります。右手の指の出し方に元気がなかったら、学校で自信がなかったり、自分らしさを発揮できていないかもしれません。

チェックポイント2〜生命線

手と脳が繋がっているということは医学的にも証明されています。でも、こと手相(手のひらのシワ)となると占いとして扱われてしまっています。

私は、手相(手のひらのシワ)こそが脳の働きを表していると考えて、手を観察しています。
感情線、知能線、生命線という3本の線は、人が健全に生活する上で必要な脳の機能であり、中でも生命線は肉体を動かす脳の働きと関係していると推察しています。不登校の子の手の変化が、そのことに気づかせてくれました。

線が消えるという現象は、脳に過剰な負荷がかかり、ブラックアウトしてしまったのではないかと思うのです。現に、心(脳)に負荷がかかりすぎて消えてしまった生命線は、負荷を取ることで再び現れるという現象を何例も目撃しています。

不登校のお子さんに話を聞くと、こんな風に言う子が多くいます。

学校に行きたいのだけれど、足がすくんで前に進めなくなる
学校に行って勉強しなければと思うのだけれど、なぜか体が動かないんです

特定の理由がなく、学校へ行きたがらないお子さんがいたら、生命線の状態を確認してみてください。もしも、消え入るように薄かったら、知らず識らずのうちに、ストレスを溜めて込んでしまっていることが原因かもしれません。

チェックポイント3〜ワクワクゾーン

不登校という事態に陥る前に、ストレス状態を知ることはできないのでしょうか?

実は、手のひらには、ストレスのバロメーターとなるポイントがあるんですよ。
それは、小指球と言われる部分。手相学では月丘と言い、私は「ワクワクゾーン」と呼んでいます。

ここは、心の栄養、心のゆとり、好奇心のタネ、発想力などが詰まっている場所。小指球に力がなくなると、イライラしたり、理由もなく落ち込んだり、気持ちのコントロールがしづらくなります。

心のゆとりがなくなっている=ストレスが溜まっている証拠です。

ワクワクゾーンに元気がなくなるのは「せねばならぬ!」と自分を追い込みすぎることが原因の一つ。
頑張り屋さん、几帳面な子ほど、ワクワクゾーンをチェックしてあげてください。

チェックポイント4〜手首線

手首はよく動かす部位なので、シワができやすいと思われる方も多いかもしれません。でも、人によってシワの出方や本数、太さが違っているのです。

東洋手相学では、手首の線は健康のバロメーターとされています。1本=30年、3〜4本あると長寿とも言われていますが、手首の線が少なくても長生きしている人がいますので、必ずしも寿命を見る線ではないのだと思っています。

この手首にあるシワ(手首線)もその時々で変化して、ストレスのかかり具合を教えてくれるチェックポイントです。

右手と左手の手首線を比較して見ましょう。
左手よりも右手の線が薄かったり、本数が少なかったら、日々の生活にストレスがかかっている証拠。心と身体に休息が必要です。

まとめ〜不登校を未然に防ぐ

新学期や休み明けの時期以外でも、楽しそうに学校に通っていたのに、急に行きたくないと言い出すお子さんがいます。
大人がそうであるように、子どもたちも学校という社会生活で、多くを経験し、悩み、考えながら生活をし、知らず知らずのうちにストレスを感じています。そのストレスの蓄積がやがて、不登校や問題行動を誘発するかもしれません。

お子さんの言葉や態度を観察すると同時に、手の様相をチェックしてみてください。大切なお子さんだからこそ、心に寄り添い、言葉で発せられないSOSをキャッチしてあげてあげてくださいね。

手は外部の脳である

手から、脳の働き=心の状態を知る心理手相学を、日常生活で活用していただければ嬉しいです。

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20年のWorking mother生活から独立起業!西洋手相占いの基礎を習得後、海外の文献を中心に独学で「手を読む技術」「心理手相学」を探求。一般社団法人HASTA手相学研究所代表理事〔ライフコンサルタント・家族療法カウンセラー〕

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古代ギリシャ哲学者たちの思想がベースになっている手相術を独学で探求した記録と読解法を紹介しています。 日本に伝えられたのは仏教哲学や儒教が渡来した時代。現代の手相占いは、明治維新以降伝えられた西洋手相術がベースとされています。 その昔、手相学は西洋・東洋共に「いかに生きるべきか」を説く人生哲学でした。しかし、西洋手相術が日本に伝えれたときには、すでに哲学というよりも娯楽の一種「未来予知・性格診断」と化していました。 肉体の一部である左右の手は、一人ひとりが自分らしく生きるための羅針盤として、日々の生活や人生に活用するためのもの。 本来の手相術を一人一人の生きる力にするヒントを発信しています。

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