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お手軽!使い勝手よし!小規模事業者持続化補助金活用のすすめ

アントレ独立おたすけサービスにも、使える補助金のご相談をよくいただきます。補助金の制度自体は全国で数千あると言われるなど豊富な選択肢があるように思えますが、実は、その人自身に当てはまるものはあまりない、ということも結構あるあるです。その中でも、かなり多くの方が活用できる補助金制度があります。それは、「小規模事業者持続化補助金」です。今回の記事で、概要を知っていただきたいと思います!

幅広い用途に対応している小規模事業者持続化補助金

2022年に申請できる小規模事業者持続化補助金の概要はすでに公表されています。興味がある人は絶対に読んでおきましょう。

https://r3.jizokukahojokin.info/doc/r3i_koubo.pdf

この中に、どんなものに使えるか、すなわち「補助対象経費」も明記されています。

①機械装置等費
②広報費
③ウェブサイト関連費
④展示会等出展費(オンラインによる展示会・商談会等を含む)
⑤旅費
⑥開発費
⑦資料購入費
⑧雑役務費
⑨借料
⑩設備処分費
⑪委託・外注費

これは相当幅広いですね。ここまでいろんな用途に対応してくれる補助金はほかにないと思います。ただし、「小規模事業者」向けであるだけに、これを使える事業者の数はかなり限られており、以下のような従業員規模の事業者しか申請することができません。

◆商業・サービス業(宿泊業・娯楽業除く)
常時使用する従業員の数 5人以下
◆サービス業のうち宿泊業・娯楽業
常時使用する従業員の数 20人以下
◆製造業その他
常時使用する従業員の数 20人以下

ちなみに、現時点で公表されている申請締め切りは、
第9回:2022年9月20日(火)
※事業支援計画書(様式4)発行の受付締切:原則2022年9月12日(月)
第10回:2022年12月上旬
※事業支援計画書(様式4)発行の受付締切:原則2022年12月上旬
第11回:2023年2月下旬
※事業支援計画書(様式4)発行の受付締切:原則2023年2月中旬
です。目指す方は、締め切りまであと3ヶ月弱ですね。

特定の目的がない場合は、「50万円」の通常枠

小規模事業者持続化補助金の中にも、いろいろな選択肢があります。

色々なサイトでそれぞれについて説明しているものもありますが、私は、小規模事業者持続者補助金の本サイトを見るのが一番わかりやすいと思います。そして、「制度によっては200万円分申請出せる!」と期待値を上げている記事もありますが、高いものはそれぞれ目的が限定されていたり、別のなにかに申請していることが条件だったりするので、あまり使い勝手の良いものではありません。「何かに補助金を使いたい」という程度の目的であれば、一番左の通常枠で申請することが現実的でしょう。逆に、この通常枠が一番幅広く拾ってくれると思います。

最後に、申請自体は、この規模の補助金であれば民間の業者にサポートを依頼するのではなく、商工会議所に自ら相談に行き、その上で自分で申請用紙に記入して申請までやってしまうことをおススメいたします。手数料の方が高くつきますし、補助金の中ではかなり安い部類に入るので、業者自体が対応していないケースもかなり多いです。

魅力的な制度であることは間違いないので、うまく活用していきましょう!


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