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Literature×Local#0

序章
スマートフォンのメモ書きも増えてきた。
学生時代にやったこともない演劇の脚本を友人と書いたことがある。
いつしか、僕はなにかアイデアが浮かぶとメモを書き残すようになった。
誰に見せるでもない、
文字たち(小説,コント,演劇等々...)
ひたすらに書き留めていた。
ただ完成しているものは少なく、途中までの作品も多々。
過去に自分で書いたメモを掘り起こしていると案外面白かったり、懐かしかったり、つまらなかったり、意味が分からなかったり。色んな感情を引き出してくれる。
今回はそのメモ書きの完成をしました!と言いたいところですが、新たに作った作品が半数以上です。メモの続きはまたどこかで。
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私は飲食店を一人で営んでおります。
まあ、大衆食堂みたいなもんです。メニューも幅広くやっております。
好きな食べ物は、ばななとらーめん。
バナナなんて、
買った時はあんなに元気な黄色だったのに気づいたら真っ黒になったりする。全く違った一面を披露してくれる。
ラーメンなんて、
同じラーメンって名前なのに醤油とか味噌、塩、豚骨。あげく豚骨醤油とくる。あんなに色んな表情を見せてくれる。
どれくらい好きかと言うと
みんながとりあえず答える
「好きな食べ物はお寿司です。焼き肉です。」の10倍くらい好きです。
ですが、バナナラーメンというものを試したことがなかったので、試しに作ってみました。
これが案外美味しかったんです。
私以外の方でも美味しいと思ってくれるのか気になり、店でも出してみました。
でも、誰も食べてくれませんでした。味噌ラーメンにバターの代わりにバナナを黙って入れたら食べる前に気づかれ怒られました。
美味しんだけどなー
母親と一緒に一人の小さな男の子が来店してくれた。
その男の子は、バナナラーメンを母親から反対されながらも強行注文してくれた。
男の子は、うまいうまいとスープまで飲み干した。
固定概念に捉われない彼はバナナラーメンの美味しさに辿り着いたのだ。
やがて、バナナラーメンは彼の専用の裏メニューとなった。
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今回の作品の著者二人は別にプロではありません。橋野に関しては経営学部出身です。
ですが、固定概念に捉われず読んで頂けると幸いです。
いいですか?今からあなたは小さな男の子ですよ。バナナラーメン一丁!
著者:橋野航

Literuture×Local
「ディグる」
1日2作品公開
12作品公開予定
今回の作品制作の流れ。
衣装決め→撮影(瀬戸市)→各自執筆(著者2名)
同じ写真に対して異なる2つの作品

公開した作品から順に“まとめ”に入れておきます。

短いのから長めのまであります。
もちろん全作読んで欲しいけど、
気になったのを好きなタイミングで読んでくれたら嬉しいです。
もちろん全作読んで欲しい。

作品著作者:橋野航,村瀬裕士
企画プロデュース:橋野航/地元ツアーズ

×Localとは
concept
地方に表現を掛け合わせることで地方の可能性と魅力を引き出すことで地方に目を向けるきっかけを創造する。
表現に地方を掛け合わせることで表現の可能性を探り、新たな作品を創造する。

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